え……私がッスか？ﾑﾘﾑﾘ!!! (ページ32)

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28話ページ32

『嘘だと思うなら…思ってくれていいかr』
4人｢｢｢｢思わない｣｣｣｣

そんな4人の真剣な眼差しに少し勇気をもらった。

『…どのくらい眠ってたかもどのくらいたったかも分からないんだ…私は初め海軍本部にいた。』

ロー｢海軍…｣

『海を漂ってた所を海軍の大将に拾われて…そこからは優しい目をした海兵さんに育ててもらった。』

ペンギン｢ならどうしてここに？｣

『私捕まったんだ。ずっと追われてた人に。』

シャチ｢大丈夫だったのか！？｣

『うん…助けてもらった。ネルって人が私をこの世界へ戻した。わたしは元々ここに住んでたらしいんだけど…』

次へ次へと一つずつネルから聞いたことや今までしてきたことを話していく。

『…だから誰も私のことを覚えていない。きっと、ロシーも…』

ロー｢…そのロシーってやつにはきかなかったのか？｣

『…うん…電話かけるの怖くて…。でも、今きっと潜入捜査してるはずだから。』

ロー｢…潜入捜査…｣

『？どうしたの』

ロー｢…その人の名前はロシーなのか？｣

『え、や、ロシナンテだよ』

ロー｢ｯ！！！！！こら、さん｣

『えっ？』

ペンギン｢どーしたんだ？｣

ロー｢…その人は俺の命の恩人だ｣

『…じゃあ、ロシーは！』

胸が凄くいたんだ…もうロシーは生きていない…ｯでも

『…ロー…そんな顔しないで。ローが悪いわけじゃないでしょ(笑)どうしても引け目を感じるなら貴方がしっかりと生きなさい。ロシーの分までしっかりと。』

シャチ｢そうだぜ！｣

ペンギン｢めしにすっか！｣

ベポ｢ロー！ガルチュー！｣

こんなバタバタしたヤツらばっかだけど…ほんとに信頼できるって思った。

だからこそ守りたいと思った。
…まだ言ってない秘密あるんだ…ごめんね？