2話 ページ3
ルイ｢…だから？｣
ネル｢さっき言っただろう？君は抽選に当たりましたって！つまり、君はその世界へ行くことが出来る権利を得たんだよ！｣
ルイ｢いらない。｣
ネル｢えっ！！！！！！！！！！あんなに行きたがってたのにどうしてだい！？！｣
ルイ｢行きたくないわけじゃないよ。ただ、私が行くことで原作を壊してしまいそうだから…｣
ネル｢なんだ、そんなことか！それなら心配ご無用だよ！この世界は君のための世界だ。原作というものは存在しない、きみがどう動こうが関係ないさ。｣
ルイ｢……じゃあ、、死ぬはずの人を助けるのも｣
ネル｢ああ、大丈夫だよ！！！｣
ルイ｢…いいのかな…そんなことして｣
ネル｢……君は何に怯えてるんだい？君を怖がらすものは何も無いよ｣
ルイ｢…ｯ！｣
ネル｢まぁ、そんなわけだし、もとのせかいでは君は死んだことになってる。だから何も気にせず行ってくるといいよ。君の思うがままに！自由に生きるといいよ！あと、トリップする前の注意事項を言うね！きみは死ぬ事は無いよ。って言うのは言いすぎかな。自分で死ぬ事や、人に殺されることは無いよ。絶対にね。｣
ルイ｢…不死身かよ…｣
ネル｢まぁ、それに近いかな！それから身体能力を上げておくね。君は女の子。ましてや向こうに行ったら最初は1人だからね、何が起きるかわからない中今のままで行くのは危ないからね！｣
ルイ｢ありがとう｣
ネル｢あと、悪魔の実と武器とでんでん虫と最低限のお金を渡しておくね。｣
ルイ｢これは、何の実なの？｣
ネル｢それはトレトレの実。相手の能力をトレスして使えるよ。ようするにコピーできるわけだ！ただし見たものに限るんだけどね(笑)1度でも見た悪魔の実の能力はその実の能力全てが頭に流れ込んでくるはずだから一つの実につき一つ技を見れば大丈夫だよ。｣
ルイ｢くっそ便利だね。そんな悪魔の実初めて聞いたわ(笑)｣
ネル｢僕が作ったんだ！ありがたく貰ってね？それから、そこの小刀2つと銃が3つね。そこの小刀は妖刀と呼ばれる1種。妖刀って、本来普通の大きさの刀なんだけどその二つだけ何故か小刀なんだ。名前は焔ーエンーと瑞ーミズホーその刀は対の存在。二つあってこそだからね。そっちの銃はねSIG226二丁拳銃用として用意したよ。銃は分からなさそうだしあまり説明はしないけど、総合的にいい銃なんだ。スコープとかいる？｣
ルイ｢いや、わかるから大丈夫。スコープはいらないよ…。｣
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作者名：夢見る王国 | 作成日時：2017年9月9日 2時
