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考察は楽しい ページ9

シャワーを浴び終わり、着替えてスキンケア等を手早く済ませる。
「時間は……良かった。これなら、読み終えそう。」
ソファに深く座り、タブレットと眼鏡を取り出した。
もう1個の眼鏡は個人的には好きではないデザインなのだ。
使っていた眼鏡を失くしてしまい、見つかるまで使う予定で買ったのだ。
……買ってその日に見つかったのだが。

眼鏡を掛け、タブレットにも入れているアプリを開いた。
「(確か、半分まで読んでたはず……)」
「……ここら辺かな。うん、ここまで読んでた。」
よし、と思いタイマーをセットしてから読み始める。
本を読むと集中し過ぎて時間を忘れてしまうことが多々あるのだ。
文の描写一つ一つを丁寧に読む。
読みすすめていたが、少し寒気がした。
「……冷房」
エアコンの温度を少し上げ、ソファに戻ってまた読み始める。
「(え、こんな行動取るの?いや、この作者が書く主人公は)」
思考を回し始めていたが……。

「──っクシュン!寒っ!」
「エアコンの温度上げたのに…寒い」
風邪を引きたくないし、くしゃみをモエナに聞かすのは……。
エアコンの温度を少し上げ、ベッドルームのクローゼットから例のカーディガンを取り出し、羽織った。
「(盗聴器が付いてるからあんまり、羽織りたくないけど…仕方がない。)」
羽織ると寒さを少し感じにくくなり、ソファに戻った。

「えっと、何考えてたっけ。……そうだ。主人公だ主人公」
「こんな風に主人公を書くのは作者らしくない。もっと…こう、主人公って感じで」
「少年漫画みたいな感じなのに……なんでなんだろう。」
考え事を言いながら考察し、読み進める。
考えることは楽しい。
それだけに没頭し、それ以外考えなくても良いのだ。
これだから、考察はやめられないのだ。
あと10ページで読み切れるところだったが、タイマーがなった。
「あー、もう。後少しなのに。」

「……でも、ちょっと見えてきたかも。」
アプリを閉じてボイスチャットアプリを開いた。
「音量、は……このくらいでいいか。」
始まるまであと10分。その前に飲み物でも用意しておこう。
そう思い、立ち上がり、飲み物を取りに行った。

一番星が見れる時間→←焦りは禁物



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藍霜月(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» コメントありがとうございます!舞いですか…!‹‹\(´ω` )/››‹‹\(´ω` )/›› 神作品と言って頂いて嬉しいです…! (5月3日 22時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 更新されてた..... 嬉しすぎて 舞い踊りたい気分です!! 神作品をありがとうございます (5月3日 21時) (レス) id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
藍霜月(プロフ) - 零科さん» コメントありがとうございます!更新頻度が落ちてしまって申し訳ないです…。最高といって頂いて嬉しいです…! (5月3日 21時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
零科 - 久々の投稿......!今回も最高でした😊 (5月3日 21時) (レス) @page33 id: b0328d2f31 (このIDを非表示/違反報告)
兎妬 ぅさ子(プロフ) - 😆😆😆 (4月7日 16時) (レス) @page31 id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍霜月 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年2月4日 13時

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