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試合開始 ページ31

レクリエーション開始まであと三分。
軽く作戦を立て、展望台に移動した。
ここなら、見晴らしが良く狙いやすい。
ライフルからスコープを取り外し、反射でバレないようにする。
眼鏡は外してゴーグルを着け、髪は一纏めに結んだ。
これなら、動きやすいし邪魔にならない。

「……アンタ、結構耳良いのか?」
「え?」
急にそういわれ困惑した。
「なんとなくだけどな。」
「……はい。ゲームだと結構つかえるんですよね。」
「そうなのか?」
「敵の足音や銃撃戦の音がよく聞こえるので」
「ほーん……そんなもんなんだな」
「まぁ、はい……あ」
ジジッ…と音が聞こえた。

『レクリエーションを開始しまーす!みんな頑張ってねー!』

放送が終わり、少し静かな時間が流れる。
ふと、疑問に思ったことを口に出した。
「……ちなみにこれ、勝ったら何があるんですかね」
「さぁな……まっ、頑張ったらそれ相応のものがあると思うぞBruh!」
「は、はぁ…」と言い、展望台からスコープを使い、海のあたりをみる。

「居るか?」
「十一時方向に四人。」
「威嚇射撃を頼んだ。当たらないギリギリで」
「分かりました」
スコープを服の内側に隠し、ライフルを構え、当たらないギリギリを狙う。
一発、発砲しすぐ様隠れた。
リロードし、様子を見る。
「この様子じゃバレてないな」
「そうですね。……。」
「どうかしたか?」
「いえ……ちょっと眠いだけで」
「無理は禁物だぞ」
「はい…」
絶対に迷惑は掛けられない。
今はまだ支障をきたす眠気ではないが、エナジードリンクを飲むべきだったかと少し後悔した。

「威嚇射撃を続けますか?」
「あと三発頼んだ」
「はい。」と言って威嚇射撃をしようと構えたが。
ザワ…と風で揺れる音が聞こえた。
「──っ後ろ!」
「っと……セーフ、当たったか」
「いえ…人数は恐らく四人」
「場所分かるか?」
「いえ……すみません」
「平気だ。気にすんな」
とハンドガンを構え、警戒の体制を作るのを見てフォローを入れる準備をした。

負けられないねぇ→←レクリエーション



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藍霜月(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» コメントありがとうございます!舞いですか…!‹‹\(´ω` )/››‹‹\(´ω` )/›› 神作品と言って頂いて嬉しいです…! (5月3日 22時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 更新されてた..... 嬉しすぎて 舞い踊りたい気分です!! 神作品をありがとうございます (5月3日 21時) (レス) id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
藍霜月(プロフ) - 零科さん» コメントありがとうございます!更新頻度が落ちてしまって申し訳ないです…。最高といって頂いて嬉しいです…! (5月3日 21時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
零科 - 久々の投稿......!今回も最高でした😊 (5月3日 21時) (レス) @page33 id: b0328d2f31 (このIDを非表示/違反報告)
兎妬 ぅさ子(プロフ) - 😆😆😆 (4月7日 16時) (レス) @page31 id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍霜月 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年2月4日 13時

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