マフィアと少女【d!】 (ページ5)

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4話目ページ5

Aside

『とんとん、ママとはまた会える？』

tn「会えるって願ったらきっと会えるで」

さっきまでの怖いお顔はなくて優しいお顔になったトントンは

頭を撫でながら言ってくれた

そういえば…

『スーツのお兄さんはだぁれ？』

ut「ん、あぁ、そういえば言うて無いね。

どうも鬱です～大先生でも、鬱君でも好きに呼んでな～

お嬢ちゃんはなんて言うん?」

『Aっていうんだよ!』

ut「ええ名前やなぁ、これからよろしゅうな」

そっと出された鬱の手を握るとちょっとタバコの匂いがする

『鬱、たばこのにおいする』

ut「あーごめん！タバコ気を付けるわ！」

『ううん、大丈夫。なんだか落ち着くんだ…』

きゅっと抱きついてすんすんと匂いを嗅いでみる

『えへへっいい匂いだね！』

というと鬱は嬉しそうに笑ってた

そのまま鬱も一緒にお医者さんが居るとこに着いて行くと細い道にある扉に入った

『なんだか怖いよ…？』

tn「大丈夫やで…っとただいま～」

syp「ただいま帰りました～」

トントンもショッピも普通に入って行っちゃった

ut「ここなちょっと入るとこ変やけど僕等のお家なんやで？やから大丈夫やで」

『…うん、分かった。』

前を歩くトントンとショッピに遅れないように鬱と手を繋いで着いて行く

tn「神～？居る～？」

?「あれ～トントン？どうしたの～？」

ガチャッと奥のお部屋から紙をお顔に付けたお兄さんが出てきた

tn「この子の怪我とか診てもらってええ？事情は後で全員そろったときに伝えるから」

?「ええよ～…どうしたん？どこか痛いとこがあるん？」

紙のお兄さんは私の前に来て目線を合わせてくれた

『ん～…足がちょっと痛いの』

syp「この子、いやAさんボール追いかけててはねられそうになったんすよ

だから足診てもらってええですか？」

?「はねらそうなったん！！？？Aちゃんだっけ？ちょっと足診るね」

さっさと足を見たり時々くっと押されて痛いところが無いかを聞かれて無いと答えると

?「とりあえず湿布貼っておこか。他に怪我したとこある？」

『ううん、無いｙ「あるやろ？」とんとん…』

？「トントン、何処にあるん？」

tn「お腹と背中や、お母さんから虐待受け取ったみたいやから」

？「そうか…ごめんね、お腹と背中も診て大丈夫？」

優しく聞かれて、少し怖いけど『うん』と答えると慣れた手つきでお腹や背中の傷を

手当されていく