検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:18,161 hit

2話目 ページ3

『…!!』


どうしよ、泣いてしもた…


『だ、大丈夫やで〜?もうトラック来ぉへんからな、なぁ〜?』


「ふ、ぐすっ、ひぐっ」


俺の下手なフォローでは泣き止まへんこの子、まだ目からぽろぽろと大粒の涙が溢れとる


『う〜ん、どうしたらええかな…』 tn「ショッピく〜ん!」


あ、ナイスタイミングです。


『トントンさん、この子俺じゃ泣き止まないんでお願いできますか?』


tn「お〜ん…まぁやるだけやってみるか」


少女と同じ目線にしゃがむと普段聞いたことのないような優しい声で話しかけた


tn「怖かったなぁ、もう大丈夫やで、このお兄ちゃんが助けてくれたからなぁ」


そっと少女の頭を撫でる、そしてまた言葉を紡いだ


tn「君は偉いなぁ、トラックきても泣かんかった!よぉ頑張ったな!」


というとだんだん泣き止んでいった。あぁ良かった



Aside


やさしいお兄さんが助けてくれた

びっくりして泣いてたらお兄さんたちがなでてくれてちょっとずつ泣き止んだ。

あ!ありがとうっていわないとっ!


『えっと、お兄さん!ありがとう!』


むらさき色の服を着たお兄さんにありがとうを言う


「無事で良かったです」


『マフラーのお兄さんもありがとう!』


「俺はなんもしてへんけどなぁ…」


ありがとうを言うとマフラーでお口をかくしちゃった

「あ、そうや」とマフラーのお兄さんが言った


「どっか痛いとこ無い?」


『ちょっと、足いたい』


「そうか、俺等の知り合いにお医者さんが居るから診てもらおか」


『うん!えっと…』


tn「あ、名前言ってなかったな俺はトントンやで」


syp「俺はショッピっていいます」


『とんとん!しょっ、しゃ…しょっぴ!』


tn「おん、トントンやで君は何て名前なん?」


『Aっ!Aって言うの!』


tn「Aちゃん言うんかぁ、ええ名前やなあ」


『えへへ』


そっと手が伸びてきて優しく頭をなでなでされる

もっとなでてほしい…


tn「じゃあAちゃん行こか」


syp「ゆっくり歩くんで、ついてきてくださいね」


『ま、待って!』


syp「ん、どうしたんですか?」


『...おてて、つないで?』


syp「ふふっええですよ(あ〜可愛い)」


tn「おてて繋ごな(癒しやわぁ)」


二人が両手をきゅっとつないでくれる


『んふふ〜♪』


はじめて会ったけど、とんとんとしょっぴと居ると落ち着くふわふわした気持ちで

二人とつないだおててをにぎにぎする

なんだかしあわせっ♪

3話目→←1話目!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
135人がお気に入り
設定タグ:マフィアパロ , wrwrd! , シャノ   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シャノ@楓 | 作成日時:2020年9月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。