俺達の副担任は【呪術廻戦】

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虎杖side





虎杖「五条先生、Aさんは？」





五条「んーちょっとの間休みだよ。」





あの日、俺はAさんを追いかけた。
けれど五条先生とAさんが抱き合っているのを見て俺は教室に戻った。
どういう顔をして会えばいいのか分からず朝を迎えたけれどAさんは休みだと言う。





1週間経ってもAさんが高専に来ることはなくて
家に行こうかと思ったけれどそんな勇気なかった。
なんて声をかければいいか、なんて連絡したらいいか分からなかった。




釘崎はAさんはいつ来るのかと五条先生に毎日聞いているけれど五条先生も分からないと言う。
俺たちの中でAさんの話になることもなかった。








.







『悠仁』




廊下を歩いている時後ろからAさんの声が聞こえた。
幻聴かと思えた。かれこれ１ヶ月は会っていない。
会いに行く勇気も出なかった俺に何ができるんだろうかと1ヶ月の間は考えていた。




振り返るとAさんは立っていて。
何故か分からない込み上げてくる涙を堪えながらAさんと名前を呼んだ。




少し話がしたいと言われAさんの家に着いた。
Aさんから出されたお茶を飲みながら何を話されるのだろうと構えていた。




『悠仁はさ、可愛いんだよね、ほんと。』




何を言い出すのかと思えば俺が可愛いと言い出すAさん
困惑しながらも黙って話を聞いた。





.

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