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22(過去編) ページ22

ここから過去編です!


______________________________
Aside




呪術高専に入学して1年経った頃
先輩も同級生もいなくて、やっと後輩ができてすごく嬉しかったのを覚えている。





五条「こんなのが先輩?弱そ」




『可愛くなーい。』




夏油「こら悟。先輩にそういうこと言っちゃダメだ。敬語も使え。」




硝子「先輩むっちゃ可愛い。付き合お」





『え〜なに!硝子可愛い。付き合っちゃう?私彼氏いるけど。』




硝子「え〜それは残念」




五条「は?彼氏いるなんて聞いてねぇんだけど」




『そりゃ言ってないもん』




最初は可愛げ無かったこいつもあの事があってからそれ以来素直になった。





五条「彼氏とうまくやってんの?」




『ちょーうまくいってる』




五条「んだよ。パンピーと付き合って楽しいかよ」




『楽しいよ〜?悟もパンピーと付き合ってみたら?』




五条「誰が付き合うかよ。俺は…」




『あ、任務の時間だ〜行ってくる!』




悟が私を好きなのは気づいていた。
私がいない所で傑に相談をしているのを聞いてしまったから。






夜蛾「A、緊急任務だ。行ってくれるか」




『はーい』




なんてことない日常だった。
後輩と授業して、お話して、たまには遊んで、任務もして。
彼氏とは結婚の話も出ていたのに。




任務先の住所は聞いていなくて
車をおりると実家が任務先だと気づいた。
嫌な予感がしてすぐさま家に入る。





『は………?』






目の前には両親と彼氏が呪霊に食われている光景。
なぜ両親と彼氏が会っているのかとかそんなのは頭になくて。



呪霊をすぐ祓って両親と彼氏のもとに駆け寄る。
腕や足がちぎられていたり心臓ごとえぐられていたりでもう息はしていなかった。




言葉も出なかった。
ただひたすら涙が頬を伝っていく。




床を殴りながら悔やんでも誰も生き返らない。
そんなの分かってるけど。
どうして?なんで両親が。なんで彼氏が。




辺りを見回すとHAPPY BIRTHDAYAと飾られていた。
今日が誕生日なのも忘れていた。
もう誕生日とかどうでもいい。
プレゼントは何がいいかって聞かれたら両親と彼氏を生き返らせて欲しいと頼むだろう。




もう何もかもどうでもいい
生きる意味すら分からなくなったいた。



.

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神様 - 治って良かったです!更新がんばってください。 (1月21日 18時) (レス) @page25 id: 9fd19e5354 (このIDを非表示/違反報告)
神様 - 大丈夫ですか?よく治りますように (1月16日 16時) (レス) @page26 id: 9fd19e5354 (このIDを非表示/違反報告)
神様 - 新作見させて頂きました!面白かったです!2つとも更新頑張ってください。 (1月15日 18時) (レス) id: 9fd19e5354 (このIDを非表示/違反報告)
神様 - いえいえ。楽しみにしています! (1月14日 10時) (レス) @page24 id: 9fd19e5354 (このIDを非表示/違反報告)
ruin04lm0r(プロフ) - 神様さん» いつもコメントありがとうございます!!七海side書くの初めてで、どうだろう?って不安だったんですがそう言って貰えて嬉しいでふ!!更新頑張ります! (1月13日 19時) (レス) @page22 id: 79ff97e717 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ichigo_ | 作成日時:2024年1月4日 7時

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