俺達の副担任は【呪術廻戦】

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釘崎side



A先生に呼ばれて来たのはお風呂場。
女の子だから先に入りな、と言ってくれた。




『下着はねー、ここの引き出しに色んなサイズ入ってるから、自分のサイズ付けていからね。どれも新品だから大丈夫だよ』




流石にIカップ以上はないんだけど、と続けて言った。
引き出しの中を見るとズラっと綺麗に並べられている下着。
どれも可愛くて素直に欲しい、なんて思ってしまった。




『もし気に入ったらずっと使ってもらって構わないよ』




釘崎｢えっ！いいんですか、？｣




『お客さん用だからね。野薔薇だったらまた来るかもしれないから取っておくけど、もう来ない人とかは返されても捨てるしね。』




化粧水とかはこっちにあるから好きに使ってね、とブランド物のスキンケア用品も綺麗に並べられていた。
まるでお店の中にいるみたいだった。




部屋着もブランド物で肌触りがいいものだった。
そこら辺にいる男より気が利いて優しくて強くて、かっこよくもありものすごく美人なA先生。


同性に抱いたことの無い感情が湧いた。





『うん、その部屋着似合ってるね。可愛い。それも新品だからもし気に入ったら持って帰ってもらって構わないよ！』




釘崎｢あ、ありがとうございます、｣




可愛い、なんて他の人から言われても照れることはない。
当たり前でしょ、なんて思う性格の私が、可愛いと言われて初めて照れてしまった。





近くに居るだけで心臓がドキドキする。
同性にドキドキすることなんて1度もなかった。





A先生が男の人や他の女の人と遊んでいるのを想像しただけでものすごく嫌な気持ちになった。これが何なのか自覚しているけれど初めての感情で動揺した。



虎杖と伏黒がお風呂に入ってる時テレビをA先生と一緒に見ていたけれど全く集中できなかった。




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