4話 ページ5
本当はおじん"ん"親父に約束を忘れられてると思ってた
でも今日お迎えに来てくれてほんとに嬉しかった
古株さん達も、私の事覚えててくれてるみたいだし！
『親父』
白ひげ「ん？なんだァ？」
『ありがと！』
白ひげ「あぁ、約束だからな」
『さて、ねぇ親父魅ててよ』
なんて言いながら私は来ていたコートを脱いだ
今は人間の姿で踊り子の衣装を着ている。
私がコートを脱ぐのと同時に始まる曲
柔らかく腰を動かす手を動かす
回るとぶつかり合い音が鳴る装飾品
ふわりと揺れる髪
柔らかくウェーブをうねる体
髪をかき上げる
『ｸｽｯ』
その笑顔は今その場にいる皆を魅了しただろう
そして、誰もが思うんだ
あぁ、綺麗だと
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
『親父〜どうだった？？』
白ひげ「ｸﾞﾗﾗﾗﾗ昔より綺麗になったなァ！」
ﾏﾙｺ「踊り方がナーシャそっくりだよい」
白ひげ「あぁ、そうだなァ」
『ﾌﾌｯお母さんの踊ってるのを映像でんでん虫で見ていっぱい研修したもの』
白ひげ「頑張ったなｸﾞﾗﾗﾗﾗ」
『もちろん！』
・
・
・
そしてAのお別れの時間になった
ｻｷ「A」
『さきおばさん…』
ｻｷ「行ってらっしゃいね」
泣かないと決めていたのに…
いってらっしゃい
その一言で涙が出てきた
『さき…おばさんっ……11年間っっ…血も繋がってない私のことを…家族としてっ…育ててくれてっっ！！ありがとうっっ！！』
ｻｷ「こちらこそ、こんなに立派に育ってくれておばさんは何よりよ」
ニコッと微笑むさき、そしてまた泣きながらも微笑むA
『いってきます！』
ｻｷ「体に気をつけてね」
『うんっ！！』
そしてAはモビー・ディック号へと乗り込む
白ひげ「もういいのかァ？」
『ええ…』
船が出る
水しぶきがおこる
Aは、人が、ゾウが見えなくなるまでずっと手を振っていた
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人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2020年2月5日 7時) (
レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
いつも眠たいるいさん(プロフ) - 味噌さん» ありがとうございます！！できるだけ早め早めを目指して頑張って更新します！ (2019年9月10日 20時) (レス) id: 7a163038b6 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - 続き気になるので続き見たい・・ (2019年9月10日 17時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
いつも眠たいるいさん(プロフ) - 味噌さん» これからもっと主ちゃんの可愛さ生かせるよう頑張ります！ (2019年9月8日 22時) (レス) id: 7a163038b6 (このIDを非表示/違反報告)
味噌 - うん可愛い、尊い････ (2019年9月8日 21時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lui | 作成日時：2019年9月4日 17時
