濡らさないと出られない部屋／青柳冬弥 あぷりこん様リク ページ17
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「これは…どういう意味だ？」
『濡らさないと出られない部屋』と書かれた紙を持って、冬弥はそう呟いた。もちろん濡らす対象が私のパ……だということ、エッッッな意味で濡らすということは紙に書いてある。
冬弥が知らないタイプの下ネタだ…。となると冬弥の協力は望めないってこと？こんな純粋な男子高校生を汚す訳にはいかない。…よし、腹を括ろう。
「冬弥、あ、あっち向いといて。何も見ないで、聞かないで、私が合図するまで絶対こっちを意識しないで」
「…？なぜだ？」
「…一人でするから……」
意味が分かっていないとはいえ、私は何を口走ったのだろう。馬鹿か？馬鹿だ。言う必要なんて無かったのに…。
じわじわと込み上げてくる羞恥心に耐えていると、追加で紙が落ちてきた。
『冬弥くん知らないみたいなので説明の紙渡しときますね』
…おいちょっと待て。やめろ、冬弥を汚すな！変なこと吹き込むな！あー彰人の気持ちが分かったわ。そりゃこの純潔は守りたくなるわ。
「…A」
あ、やべ。手遅れか？ゆっくりと冬弥の方を向く。
「と…、っわ、」
突然、でも優しく彼に押し倒された。その後、唇に柔らかく何かが当たる。キスじゃん。
……キス！？シラフの冬弥が！？東雲ならまだ分かるよ、でも冬弥なんだよ。え、冬弥？？
間近で見る彼の顔は心做しか赤くなっていた。あ、読みましたねこれ。終わりましたね。
「…こういうのは、ムードが大切だと聞いた」
「む、むーど…」
誰だよそんなこと教えた奴。いくらキス自体には慣れてるからって、好きな人じゃないからって、こんなイケメンにちゅーされて照れない乙女がいるかよ。いねえよ。
二回目、三回目と彼はキスを繰り返す。
「…いいか」
囁くように言われる。こくり、と小さく頷いた。
布越しに指がそこを撫でる。
「…ぁ…っ……」
跳ねる肩、漏れる声。静かな部屋に心臓の音が響いているような気がした。
「ん、…っ…ん、ぁ…」
胸を…その、揉まれるお題の時も思ったけどこいつ上手くないか？純粋天然なのに上手くないか？指の動かし方、触る場所、あと……。この思考アウトだね。前もそうだったね。
「A、口を開けてくれ」
「…う、ん」
そっと舌が触れ合う。同時に指の動きも少しずつ激しくなっていき、私は縋るように冬弥に抱き着いた。
「っはぁ、と、や…」
「…かわいいな」
もう一つ、口付けが落ちた。
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続くんですよねぇ
＊→←時間経過しないと出られない部屋※特殊条件／天馬司 ゆゆゆ様リク
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蓮くん - お久しぶりです！！ほほちゃん生きてたんやね！！（E) (2022年8月29日 22時) (
レス) @page24 id: 074b164726 (このIDを非表示/違反報告)
もちち(プロフ) - おおおお久しぶりです！！！！何気に初コメ失礼します！！！今回も最高でした…。彰人ぉぉぉぉ！！！！！！ (2022年8月29日 19時) (レス) @page24 id: 65f0ff2c55 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま君(プロフ) - お久しぶりです〜！！！ 更新ありがとうございます！！！！！！ (2022年8月29日 19時) (レス) @page24 id: ce4c43f51a (このIDを非表示/違反報告)
ほほほほ(プロフ) - お久しぶりです、作者です。皆さんコメントありがとうございます！ リクエストに関してですが、説明欄にございますよう(何らかの不具合で表示されていなければすみません)既に締め切っておりますのでこちらでは対応しかねます……！ 申し訳ございません……！ (2022年8月29日 14時) (レス) id: 83ea4bc3e9 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - あぁぁかあいいいいいすき (2022年8月28日 2時) (レス) id: 460b72d7e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほほほほ x他2人 | 作成日時：2021年7月1日 7時
