第250話 姉、拷問する ページ7
「情報ありがとう、チョッパー」
戦闘の一部始終を観察し参加するタイミングを見ていた私は、チョッパーの説明が終わったところで物陰から出てきた。
チョッパーによると、オーズの死因は凍死。凍傷の跡がある右腕を集中的に狙えば、使い物にできなくなるらしい。
「でも、ごめん」
私はオーズを狙う気などハナからない。なぜなら、私の大切な妹を傷つけた奴がいるからだ。
「私は、モリアを狙うよ。
誰かが声をかけたような気がする。でも、そんなの気にしてられなかった。死を、死を。梨香を傷つけた愚か者に、死を。ただ、それだけだった。
私が消えたように思えるらしい。ポカンとしたモリアの隣に降り立ち、いつの間にか溢れ出ていたオーラを向ける。
「ぐあッ！？」
「梨香の影を取って気絶させたのは、お前だな？」
「が、はっ……！」
「オーズに指示して梨香を殺そうとしたのも、お前だな？」
「ちっ……」
モリアは影と自分の位置を入れ替えた。なるほど、それならダメージは通らない。でも、ここで諦める私でもない。意地でも苦しめてやる。
「感覚共有」
「ッぐあああああッ！？」
影と感覚を共有させ、痛みを通す。身体的なダメージはないが、果たして部下に任せっきりの精神がいつまでもつものか。
(まあ、どっちにしろ最終的には殺すんだけどね)
「楽に死ねると思うな。ほうら、次はブスブス刺してやろう」
「ヒッ、やめ──」
ブスブスブスッ！
「ぎゃあああッ！」
ううん、少しは我慢できると思ったんだけどな。じっくりなぶり殺すためとはいえ今のところ身体的なダメージは与えてないのに、あんなに悶えて。やっぱり所詮七武海(笑)か。
(あーやばいユラユラしてきた。そろそろトドメを)
グラッ……！
ポ〜ン
「あ」
やば、オーズが揺れて放り出され──
「よくやったオーズ！」
「リナちゃ──」
「”ゴムゴムの”ォ〜〜〜！”
衝撃、そして痛み。視界は、闇へと転じた。
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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