第286話 妹、慈悲をかける ページ46
「ふっ、なかなか見れるもんじゃねェな」
ジンベエが呼び出したジンベエザメの群れに、ふっと感嘆の言葉を漏らす。軍艦を回すのが間に合わないと判断したジンベエが急遽呼び出し、それに乗ってルフィ達は軍艦にたどり着くことができたのだ。だが、オカマが正義の門を開くまでまだ安心はできねェ。
「ルフィ、他の軍艦に乗り込んで殲滅してくる」
「はあっ！？お前、どんだけ距離があると」
「大丈夫だ。身体能力強化、五感強化、思考加速、視野拡張」
一通り身体を強化して、軍艦の中の一隻を睨みつける。集中して──ッ！
「転移！」
シュンッ！
「なっ！？」
「こいつ、いったいどこから！？」
よっしゃワープ成功。だいぶ制御できるようになってきたな。
「ルフィの邪魔はさせねェよ」
「ッ！こ、こいつ！まさか妖魔」
ザシュ！
「うぎゃあああッ！」
「ッ！？」
「その通り、俺は妖魔トウ。我が船長のためだ、悪いがお前達には少し黙っててもらう」
「ほっ、砲撃用意！」
どうしても助かりたいのか、取り乱しながらも大砲やピストルをこちらに向ける海兵達。見苦しいこって。
「せめてもの慈悲だ、安らかに眠れ──
叫ぶと同時に凄まじい速さで斬撃を繰り出し、海兵達の意識を刈り取る。威力弱めにしといたからな、さすがに死にはしないだろう。まったく、俺も甘くなったもんだな。
『梨香、門が開いてるよ！』
「お、もうか」
背後をみると、ちょうど軍艦が正義の門の間を潜っているところだった。そろそろお暇するかね。
「転移！」
能力を使って自分の軍艦に降り立つと同時に、オカマの声が電伝虫から響いた。
『必ずアニキ救って来いやァ〜〜〜！』
そうか、そういえばあいつは1人残ったんだな。門を、開けるために。
(サンキューな、オカマ)
表紙連載で元気な姿見せてたんだ、死にはしないだろう。
──まあ、命張ってくれたことには感謝するが、な。
第287話 妹、言いたいことを言う→←第285話 妹、軍艦奪取
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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