第248話 妹、思い出す ページ5
「”泥棒猫”に”妖魔”だな……”麦わら”の仲間……！」
「ッ！」
ギロリと睨まれ、低い声で問われ。情ねェことに身体が硬直しちまった。その後のナミとのやり取りも、全く耳に入ってこない。ドッドッドと、心臓の音がおそろしく大きく聞こえる。正直に言うと怖かった。だが、最後にはどうにか声を絞り出すことができた。
「手を出すなら。せめて、モリアをぶっ飛ばしてからにしてくれ」
「…………」
くまは、なにも言わずに去っていった。くそ、俺はこの土壇場でいったいなに言ってんだ？いや、それどころじゃないんだが。
「ナミ、お前は着替えてから来てくれ。俺はみんなにあいつのことを伝えて、加勢してくる」
「わかった、気をつけてね！」
「ああ」
サニー号に背を向け、俺は戦場に走り出した。戦況は今どこまで進んでんだ？無事なやつは何人いる？ともかく、早くルフィゾンビとモリアを止めねェと！
ズズゥ……ン！
「うお……！？」
な、なんだってんだこの揺れ？しかも霧が晴れ、て？
(──まずい、”
このままじゃ1時間もしねェうちに太陽が……！マジでやばくなってきた！
「お前ら無事か！？」
ようやく到着すると、そこにはルフィと姉貴、そしてナミを除く全員がいた。ブルックが塩を持ってるってことは。
「リカ！まずいぞ、オーズの中にモリアが！」
「そうか」
だろうと思ったぜ。
「ブルック、お前戦えるほどには回復してねェだろ。その塩を守ってろ」
「は、はい！」
「リカも無理しちゃだめよ」
「ああ。俺はいったん身体能力を強化するから、その時間稼いでくれ」
「わかった！」
ウソップが構えるのを確認して、身体能力を強化する。
「跳躍強化、脚力強化、腕力強化、思考加速、五感強化、視野拡張、体力強化、筋力強化、動体視力強化、骨密度強化」
ッし、こんなとこかな。
「リカ、危ない！」
大丈夫だウソップ。視野拡張で、塔の一部が飛んできてんのはわかってる。
「
俺が叫べば、雪月花が身体を操作して塔を石ころへと変える。そうだ、これが俺の戦い方。雪月花と一心同体となる、俺のやり方。こんな当たり前のこと、なんで忘れてたんだろ？
(改めてよろしくな、雪月花！)
『よろしくはいいけど、さあ。大丈夫なのー、今の状況？』
「え？」
雪月花の声に前を見ると──はああッ！？なんでルフィゾンビが伸びてんだよ！？
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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