第279話 妹、LEVEL5へ ページ39
──インペルダウン到着から、120時間
「それじゃ、持ち物確認するぞ」
『はい、隊長！』
LEVEL4にて3日間、俺達は情報収集やら物資調達やらに明け暮れ、いまようやくLEVEL5に侵入するところだ。
「まず、防寒着。それから日持ちする食料。あと、
『全部オッケー！』
「地図が手に入らなかったのは痛かったな……」
探し回ったが、地図は結局見つからなかった。いや、署長室にはあったかもしれんがあそこには大抵毒野郎や看守共がいる。見つかる危険を冒す気にはなれなかった。
「じゃ、行くぜ！」
『うん！』
扉を素早く押し開け、すぐに中に入って施錠する。
(うおお、寒っ！)
『わあ、真っ白！』
(ここが地獄じゃなきゃ雪遊びでもしたいところだな)
屋内だというのにあまりの寒さに霜が立ち、雪が積もっている。まるでナ〇ニアだな。
『あとは、イワンコフ達のアジトを探すだけだね！』
(簡単に言うが、ある意味階段を探すより厄介だぞ？看守にバレちゃいけねェんだからな)
『そっか、隠してあるに決まってるよね』
(あと2日の間に、なんとしてでも見つけだすぞ！)
『おー！』
幸いパクってきたコートのお陰で寒さは和らいでいる。食料もある。のんびりしちゃいられないが、特別焦る必要もないだろう。
──24時間後
「ギャインッ！」
「うおらァッ！どこへなりと行っちまえ！」
「ギャンッ！」
はあくそ！狼共を忘れてた！これで襲撃4回目だぞ！？
(十分休んだつもりだったが……くそ、体力が)
『ねえ、もう丸1日だよ？そろそろ寝ないと』
(いや、寝たらもうそこで終わりだ。歩き続けるしか、ねェ)
だが、手足の感覚がなくなってきてるな。このままさ迷っても死、休んでも死。八方塞がりっつうのは、こういう状況のことを言うのか。
(だめだ、諦めるな。こんなところで死んでたまるかよ！)
気力を奮い立たせ、干し肉にかぶりつく。程よい塩気が舌に広がり、僅かながら眠気が飛んだ。
(あと、1日！絶対、たどり着く！)
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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