第274話 妹、LEVEL2へ ページ34
──インペルダウン到着から、24時間
『ついさっきで丸1日だよ〜梨香』
「おう……もう1日か」
立ち上がって軽く背伸びをする。なかなかあの紅蓮地獄が見つからんので、ついさっきまで仮眠をとっていたところだ。しかし陽の光がないから、時間感覚が狂っちまうな。
「今日こそは下への入口を見つけねェとなあ……」
『そうだね、あんまり同じフロアにいるとバレちゃうかもだし』
「だな」
ったく、こんなことになんなら先に1番上を探して、地図でも手に入れておくんだった。戻ろうにも今どこにいるのかまったくわかんねェし。
それにこの調子で探してりゃ時間喰うどころか、LEVEL3から5の間でリタイアしかねん。能力をフル活用すればいけるかもしれないが、それでも時間がかかるしな。
「看守室でも見つかりゃ早いんだが……」
『あ、梨香！あれ扉じゃない？』
「ん？」
雪月花の声に辺りを見回すと、なるほど確かに扉だ。そぉーっと覗くと、看守らしき人物も何人かいる。
「間違いねェ、看守室だ。デカしたぞ雪月花」
『ドヤァ！』
さあて、まさかルフィと赤鼻みてェにここを突き破るわけにもいくまい。原作だと、展望台みたいなとこがあったよな？壁に沿って探してみるか。
──3時間後
「や、やっと見つけた……」
『広いねェ、ここ』
「同感だぜ」
3時間探し回ってやっと階段を見つけた。おそらくこれを上がれば──
カツコツ カツコツ
「っし、当ったりィ」
予想通り、紅蓮地獄のちょうど上。あとは中央の穴に落ちれば、LEVEL2への移動完了だ。
「LEVEL3から程じゃないが、このフロアよりちと休みずらくなる。覚悟はいいな？」
『アイアイサー！』
「よし、行くぞ！」
強化した身体能力ならいける！俺は手すりに足をかけ、思いきって飛び出した。
(猛獣共！来れるもんなら来てみやがれ！)
──ルフィ到着まで、あと6日
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
