第273話 妹、地獄に到着 ページ33
ジャボンッ！
「ぶっ、ふ！」
どろりとした思考が、冷たい水によって冷まされる。水面に顔を出して、くまはちゃんと俺の要望に答えてくれたのだと悟った。
目の前にそびえるのは大監獄──インペルダウン。
(ここにはルフィもやって来る。そうすりゃ一緒にマリンフォードに乗り込めるはずだ)
まあ、まずはこの中に侵入しねェとな。イワンコフのとこを目指すのが妥当か。さすがにいま騒ぎを起こしちゃまずいし、こっそり進むとしよう。軍艦も既に待機していることだし。
「
スウッ……
よし、使えた。
桟橋に上がり、さあどこから入ろうかと思案する。そうだな……この格子、俺ならなんとかくぐり抜けられるかもしれん。腹這いになって……！
(っと、よォし突破！)
さて、次の関門はこの大扉だな。無理にぶっ壊せばそれこそ大騒ぎだ。これも能力で。
「解錠」
……ガチャリ
っし！開いた！すぐに中に入って、そうそう。開けた鍵は閉めないとな。
「施錠」
カチャ
これで鍵は閉まったから、怪しまれることはねェ。先に進むとするか。ハンコックが通ってったルートに行こう。
(次は、ボディチェックか)
僅かに扉を開けて覗くと、電伝虫が待機している。よし、位置的に扉の開閉までは見えない。こそこそっと通って……ここもクリアだ！
しかし、こっからどうしたものか。ハッチは使えねえし……徒歩で行くしかない、な。しかも見聞色使えんから手探り。はあ、めんどくせえ。
「っと、ここか」
しばらく階段を降りると、でかい木の扉の前にたどり着いた。漫画でも見たし間違いねェ、ここがLEVEL1への入口だ。
確か俺は丸1日飛んでたから、ルフィがここに到達するまではあと1週間近くかかる。その間騒ぎを起こさず、ここで隠れながらイワンコフを目指す──かなり厳しいミッションだな。
「だが、やってやろうじゃねェか」
『うん！エースさん達を助けなきゃねー！』
「ああ、頼りにしてるぜ」
よし、そろそろ行くか。
俺はニヤリと笑いながら、扉を押し開けた。
──ルフィ到着まで、あと7日と半日
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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