第272話 妹、飛ばされる ページ31
「ゾロ！？」
(ちっ、くまが来やがったか！)
やばいな、このままじゃ体力が戻ってきてない姉貴は飛ばされる。最悪でも姉貴がマリンフォードにたどり着かなきゃ、この計画は水の泡だ！
(俺が囮になるしかないな！)
ナミが飛ばされてもなお、姉貴は逃げようともがいている。あの調子なら、俺が少し時間を稼げば逃げられるはず。
ガギィンッ！
「ッ！？」
「さっさと逃げろ！」
「梨香！」
構えたくまの手を弾き姉貴を見るが、立ち上がる様子はない。くそっ──
「だめだ、逃げろ！」
俺の心配をすんじゃねえッ！
「姉貴！」
「ッ！」
ごたごた言う姉貴を、ぎっと睨む。
「助けんだろうがッ！」
「ッ！」
そう、俺達はエース達を助けなきゃならない。こんなところで共倒れになるわけにはいかねェんだよ！
「俺は、必ずたどり着く！どこに飛ばされたとしても……必ず行くから待ってろォ！」
「……うん！」
ヨロヨロと立ち上がって走り出す姉貴。いいぞ、そのいきだ。
「おい、くま公。旅行するならどこへ行きたい？」
「？」
あえてくまのセリフを借りて、不敵に笑う。そうだ、『あそこ』に飛ばされりゃワンチャンある！
「俺ァ、───────に」
「……正気か？」
「正気だから言ってんだよ」
雪月花を構え、乾ききった唇を舐める。
「上手く飛ばしてくれよ……！」
「ッ！」
──ぱっ！
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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