第265話 姉妹、勧誘を一蹴 ページ24
ふう、これで一応気は済んだな。もし見ていた人攫いがいたら、牽制にもなるだろうし。
「梨香、怪我はない？」
「怪我はないがなにやってんだバカ姉貴！周り見ろ！」
「え？」
梨香に言われて周囲を見渡す。人は見る限り物陰に隠れて、ビクビクと私を見つめている。何人かの例外──居合わせた、最悪の世代を除いて。
もしかしてこれ……目をつけられちゃった感じ？
「なあ、そこの女」
「ッ！」
1番初めに近づいてきたのは、ボニーちゃん。
「服血塗れだろ。ウチの貸してやるから船に来な」
ごめん、そのまんまクルーにする魂胆が見え見えだ。
「いや、遠慮しときま」
「そうだ女、おれのところに来い」
「ごめんなさい無理で」
「いやいや、おれのところに来いってお嬢ちゃん」
「いやだと言ってるでしょう！？」
おいなんだ男ども！ボニーちゃんを皮切りに寄ってこないでくれ！
「てめェらいい加減にしろ！」
「ッ！？」
「俺達ゃもうボスを決めてんだ、今更なびくことはしねェよ！わかったらとっとと帰れ！」
り、梨香ちゃん！こんなに立派になって！
「そうか、どうしてもと言うなら力ずくで」
ガッ！
ザンッ！
「ッ！？」
「どうしてもなら、」
「何だって？」
戦闘体勢に入ろうとしたホーキンスの右に私のオーラが、左に梨香の雪月花の斬撃がめり込む。死なれると困るから半殺しにでもするけど、その分永遠のトラウマを植え付けてやる。さあて、こいつらはどう料理するかな？
「リナさんリカさん！」
「ん？」
誰だ？私達の本名は、限られた人しか知らないはず……。
(！トビウオライダーズだ！)
「やっと見つけた！人魚が攫われました！」
「ケイミーが！？」
そうか、タイミング的にそろそろ！
「いま全力で捜索に当たっています！お2人も早く！」
「ここらで1番大きな
「い、1番GRのオークション会場です」
「ケイミーは人魚だから、遅かれ早かれ目玉としてそこに出される可能性が高い。一直線にそこへ！」
「はい！わかりました！」
トビウオに優雅に乗り込み、マントを羽織る。
「ッ！？おい、お前ら──」
「掴まっててくださいね！」
ボニーちゃんが何かを言った気がしたが、その前にトビウオが飛び上がって聞き取ることはできなかった。なんて言ったんだろ？いや、それよりまずはケイミーの救出だな。
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ゆき - ルイカさん» スミマセン今まで書いてた小説が出来なくなり新しいサイト（フォレストページ）で書いているのでスミマセンがお願いします (2017年4月3日 20時) (
レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» づつきまっています (2017年4月1日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» タイトルは「ワンピースの世界のキャラクターが別のゲームの世界にトリップ？」です コメントや感想もお願いします (2017年3月31日 21時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ゆきさん» もちろんです！なんという題名か教えていただけますか？ (2017年3月31日 21時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ルイカさん» いえいえ きながにまっています 自分も小説を書いているのできてください (2017年3月31日 20時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
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