第241話 姉、名乗る ページ43
じゃあ、さっそくモリアのいる冷凍室に行くか！場所は見聞色で把握済み。大丈夫、倒せなくたっていい。少しでもダメージを与えられれば！
(冷凍室に繋がる部屋は──ここだな！)
「たのもう！」
……誰もいねー！？
って、そうか。まだみんな反撃を開始してないんだな。もしくは報告されてない、とか。
バサバサ……
(誰か来た！)
アブサロム！君の技パクらせてもらいますよ！
「
よし、これで見えなくなったはずだ。
間もなくしてコウモリのゾンビがやって来て、冷凍室に入っていった。私もその後を追う。
「行くぞ、クマシー！」
「お……」
(ペローナ達か)
道の隅に退いてそっと観察。まずペローナとクマシーが、続けてホグバックとシンドリーが冷凍室を出ていく。これで、冷凍室の中はモリアだけになったわけだ。さあ、いよいよだぜ！
冷凍室の1番奥。その扉の脇に、モリアが退屈そうに座っている。それにしても──
(デカッ！？)
いやいやでかい、デカすぎでしょ！？なにこの人！？巨人族の血でも流れてんじゃないの！？私なんかアリンコみたいにプチッて潰しちゃいそうなんだけど！？
で、でも！ここまで来て引き返すわけには！
「解除！」
宣言して透明化を解除！正々堂々と戦ってやるぜ！ ──ちょっとした実験も兼ねて、ね。
「ッ！？お前は……」
「麦わらの一味、”
「……キシシ！やれるもんならやってみろ！」
ズズズ……
おお、これがモリアの分身”
よおし、こっちも武器出しますかね！
「
叫びながら、サラマンダーを空に突き上げる。すると、オーズが壁に開けた大穴から水が入り込み、刀身にまとわりついて水の刃を形成していく。
「ほう、水の剣か。なかなかおもしろいもん作るじゃねェか」
「その余裕、いつまで続きますかね！」
さあ、戦闘開始！
第242話 姉、ちょっと落胆する→←第240話 姉妹、互いの道へ！
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ルイカ(プロフ) - ナバポさん» ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2017年3月14日 17時) (
レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
ナバポ(プロフ) - 見に来ました。細かいところまで気が配られた良い作品だと思います。これからも頑張ってください。 (2017年3月14日 17時) (レス) id: 03f7a55e36 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - 恋契さん» ありがとうございます！これからも読みやすさを意識して頑張っていきます！ (2017年3月6日 7時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
恋契(プロフ) - 読みやすかったです！更新頑張ってください！ (2017年3月5日 22時) (レス) id: 68281283e5 (このIDを非表示/違反報告)
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