第12話 姉妹、援護を決意する ページ15
あの後ナミはルフィに謝罪した。ルフィもあまり気にしてないようで、むしろナミに気を使っている。原作じゃあ無鉄砲なとこが目立つが、こういう気配りもできるのがいい所なんだよな！それ差し引いても無鉄砲だけど、ね。
「ぬぐぐぐぐ……！」
あ、これは。
「わしはもう我慢できーん！」
あー、町長さん遂にキレたか。まあそりゃそうなるわな。
町について熱く語る町長をぼーっと眺めていると。
ドォン！！
「ぬぎぃやあああ！？」
ってそうだったぁ！次はバギー玉が飛んでくるんだったあ！
「おいなにやってんだ、クソ姉貴」
「う、うう……。面目ない……」
なんとか立ち上がると、ルフィはゾロの無事を確認していた。そして会話は続き、ナミが町長を説得したが。
「待っておれ！道化のバギーっ！」
説得虚しく、町長はバギーの元へ行ってしまった。あらら、あれ確実に死ぬ気だよね？
「リナ、リカ。お前らはどうする？」
ナミとの会話を終えたのか、ルフィがこちらに視線を向けてきた。
はっきり言おう。来た当初は、なるたけ戦闘には関わりたくなかった。それは足でまといになること確実だったからだし、なにより面倒くさくもあったからだ。でも、いまとなっちゃそんなこと言ってられない。今でこそギャグキャラとしてバギーは好きだが、さすがにこの所業は目に余る。私達だって、ルフィに殴られる町長の護衛くらいはできるだろう。
ちらっと梨香を見ると、彼女も静かに頷いた。……梨香は下手したら行動に移しかねないな。ちゃんと見張っておこう。
「行かせてください、ルフィさん。安全な場所に隠れてますから！お願いします！」
「おう！いいぞ！」
「ちょっとあんた！こんな子供連れてく気なの！？」
「ああ！」
「！……あっきれた！どうなってもしらないからね！」
思った通り、ルフィはあっさり許可をくれた。ナミには反対されかけたが。
「さて、いくか！」
「はい！」
ルフィのあとに続き、私達は酒場の方へ向かった。
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ルイカ(プロフ) - 鴉麗さん» 閲覧ありがとうございます！続編も余裕があれば読んでいただけたら嬉しいです(っ*’ω`с) (2017年4月8日 19時) (
レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
鴉麗(プロフ) - 間違えました……。 (2017年4月8日 19時) (レス) id: fe16c709f3 (このIDを非表示/違反報告)
鴉麗(プロフ) - 姉妹トリップ久しぶりに見ましたが、はまりそうです。やっぱりこんな面白い作品に出会えるいるうらつくは最高です！ (2017年4月8日 19時) (レス) id: fe16c709f3 (このIDを非表示/違反報告)
ナバポ(プロフ) - ルイカさん» もちろんです！ (2017年1月1日 13時) (レス) id: 03f7a55e36 (このIDを非表示/違反報告)
ルイカ(プロフ) - ナバポさん» 読んでいただきありがとうございます。もしよろしければ、続編も読んでいただけたら幸いです。 (2017年1月1日 10時) (レス) id: 4660d06a48 (このIDを非表示/違反報告)
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