元世界最強のストライカー (ページ49)

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四十六話ページ49

野坂はゆっくりとボールを蹴った

アナハン「なに・・・！？」

ダスト「ク・・・ソｯ！」

そのボールはゴールへ入った

３：２で日本は逆転した

灰「どういう事だ、野坂」

野「グリッドオメガ、悪を成敗するためにちょっとズルい技を使わせてもらったよ」

稲「グリッドオメガで悪を成敗？」

アナハン「汚いぞ、こんな技を・・・クッ！」

野「ハハハハｯ。僕は戦術の皇帝、僕の国を攻めてくる敵は誰であろうと叩きのめす」

アナハン「これは公式な世界大会だ！こんなことしてただで済むと思うなよ！審判！見てたか？これは反則だ！」

審判「・・・」

アナハンは反則を訴える

アナハン「前半と主審が違う！お前何をした！？」

審判が違うことに驚いてた

野「さっきまでの主審の人不正なことをしていた事がバレたみたいで急きょ交代になったらしいよ」

アナハン「きっ貴様！卑怯だぞ！」

野「卑怯だって？笑わせないでもらいたいね」

アナハン「クッ！」

野「それにサメが小魚を食らうことを卑怯だと呼ぶのなら、そうなんだろうね」

アナハン「なんだと！？」

灰「お前達はコイツの怖さを知らないらしいな、教えてやるよ、コイツはな目的のためなら手段を選ばない冷酷な男だ」

野「灰崎君、それは聞き捨てならないなぁ、知ってるはずだよ。僕は崇高な目的の為に動いている。それに僕はAさんの方が怖いよ」

貴方『まあ、僕は敵に容赦しないからな』

灰「お前ら、どっちも怖いわ！！」

野「そう言えば君たちには言ってなかったね」

野坂はアナハンの前に立ち自分の手を出して言う

野「僕はこの手で・・・世界を変える」

灰「決めゼリフ一緒じゃねぇか」

風「野坂悠馬、完全復活だな」

稲「お帰り、野坂」

試合が再開する

アナハン「(致命的なダメージはない､もともとフィジカルの強いチームだ、これくらいでは潰れない！)」

稲「来た！チャンスだ」

貴方『稲森、焦るな。これまで同様監督の作戦を続けるぞ』

稲「えっ？分かった」

野「僕たちがやってきた作戦が効いてくるころさ」

アナハン「フン、全員速攻だ！必殺タクティクス！エターナルラン」

ウズベキスタンはいっきに走ると日本の選手を切り離す

そのすぐに異変が現れる

サリベク「ぶはっ！ハァハァ・・・」

クムシュ「ハァハァ・・・クッ、足が・・・」

ダスト「ハァハァ・・・」

ウズベキスタンの選手はスタミナ切れになっていた

マジド「何だ？」

アナハン「みんなどうした？どういう事だ！？」