元世界最強のストライカー (ページ36)

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三十三話ページ36

円「おぉー！サンキュー！丁度腹が減ってたとこ！」

Aと刹那以外は三色団子に群がる

風「Aと刹那､はい」

風丸はAと刹那に団子を渡した

貴方・刹那「『なんだ？』」

風「三色団子だよ」

貴方・刹那「『ああ､団子か』」

風「あっ､そっかお前ら中１までイタリアに居たんだったな」

貴方『ああ､年に数回だけは日本に帰っていたけどそれ以外は海外だからな』

刹那「久しぶりに食べてみよう？」

Aと刹那は三色団子を食べる

風「どうだ？」

貴方『久しぶりに食べたけど美味しいね』

刹那は嬉しそうに食べる

風「刹那？」

貴方『刹那は甘いものが大好きなんだ。だから甘いもの食べる時はいつもこういう顔になるんだよ』

風「そうなのか」

バスケットに入っているマカロンを風丸に渡した

貴方『良かったらマカロン食べる？』

風「じゃあ、貰うな」

風丸はマカロンを食べる

風「旨い！！これどこの店のマカロンなんだ？」

貴方『それ僕が作ったマカロンなんだ』

風「これAが作ったやつなのか！？」

風丸は驚く

円「Aのあの技凄かったなぁ！あんなシュートがあるなんて！」

貴方『あのシュートはスピードとパワーがあるけど本気出してないよ』

灰「本気じゃないだと？あの威力でか！？」

貴方『あの技の本当の威力はあれ以上だよ』

風「凄いな！」

四人でAの必殺技のことを話す

鬼「監督は知っていたんじゃないんですか！？」

全員が鬼道の方を振り向く

鬼「知っていたんじゃないんですか？一星が何らかの組織から送り込まれた存在であることを！」

趙「いいえ？詳しいことは知りませんよ」

鬼「俺達には知る権利があります！奴の正体をっ！」

久「鬼道、如何なる理由があろうと、監督に意見するのはチームの規律を乱す好意だ」

鬼「しかしっ」

久「下がれ鬼道､運営サイドの判断を選手に説明する必要はない」

趙「ま、そういうことですね」

鬼「くっ・・・」

円「落ち着け鬼道」

風「お前らしくないぞ」

円堂と風丸が鬼道を落ち着かせようとする

鬼「だがっ､このチームに裏切り者がいるのは事実だっ」

円「裏切り者か・・・うーん、俺は一星が本当に悪い奴とは思えないんだよなぁ」

灰「なんだと！？あいつは豪炎寺に怪我をさせた奴の仲間なんだぞ！」

皆は灰崎の言葉に驚いていた

万「え！？鬼道さん、それ本当なんですかっ？」

鬼「それだけじゃない､忘れたのか円堂っ一星は練習でお前を怪我させようとしたんだぞ」