元世界最強のストライカー (ページ33)

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三十話ページ33

鬼「行動を起こすべき時があるんだ・・・大切なものを守る為にはな」

稲「でも、一体何が起きているんですか？」

鬼「全てはチームを守る為だ。雨宮、お前の仇は俺達がとる」

貴方『いや､それは自分でやらせてくれ！』

Aはベンチに戻って傷の手当てをしてもらった

貴方『いやぁ、刃物で怪我するの久しぶり過ぎて油断した』

刹那「まぁ､お前を狙えば護衛をしていた彼奴に犯人がやられていたからな」

手当てを終えてAはフィールドに戻った

Aはルシの前に立ち塞がる

ルシはサタンにパスを出すとサタンはゴールに向かっていくだが稲森がボールを奪う

稲「(俺は正々堂々とサッカーがしたいんだ！)」

稲森はボールをAに渡した

ルシはスパイクから刃物を出して走ってくる

貴方『(きた！)』

Aは刃物に向けボールを蹴るとボールは刃物に突き刺さってしまいルシの足からボールが離れなくなってしまった

ルシ「えっ」

貴方『予測通り､これで決めるよ！『ホワイトブレード』！！』

Aはドリブル技でルシの足元のボールを凍らせた

ルシ「な、なにっ」

Aはボールを思い切り蹴りあげた

Aがボールを蹴ると同時に刃物は折られてしまった

ボールは刃物が刺さったことによりしぼんでしまう

ルシ「ルシのアイデンティティ、消滅・・・」

ルシは交代させられた

貴方『(思いの外､少し熱くなりすぎたな)』

試合が再開する

サタン「小細工はやめだ！タイムトランスを彼等が防げぬ以上、僕らは点を取り続けられる！」

サタンは一気に全員を抜きゴール前にきた

円「(くるぞっ、どうすればタイムトランスを防げるんだっ)」

サタン「くっくっく・・・絶望を味わうといい」

ベンチにいる夏未が立ち上がり三色団子を取った

夏「円堂君！」

夏未は三色団子を掲げると団子を横に向けた

円「夏未・・・？」

タ「いきなり何してるんですか？」

剛「絵になるなぁ」

つ「円堂君へのメッセージ？」

杏「あれが？」

円「あれは団子？三つの団子､赤、白、緑､そうか！タイムトランスを防ぐ方法は三色団子だ！」

円堂は三色団子を見てひらめく

杏「えぇ！？」

つ「通じてる」

剛「って何がだよ！？」

刹那は苦笑いをする

サタン「タイムトランス！！」

円「風神雷神！！」

円堂は先程と同じように受け止める

タイミングをずらしてボールが飛んでくる

円「出てこい！３つ目の魔神！！」

円堂の背後に先程とは違った魔神が現れてボールを受け止めた