元世界最強のストライカー (ページ20)

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十七話ページ20

ミーティングルーム

趙「ほーっほっほっほ！全員集まったようですね､これから次に対戦する､オーストラリア代表の試合映像を見てもらいます」

貴方・刹那「『(なんか嫌な予感がするな)』」

目の前のスクリーンに映像が流れ出す

〈んふふ〉

稲「え！？」

〈シャチョーサン、ココハワイジャナイネ〉

趙｢おっと！これは､ナターシャとハワイアンセンターに行ったときの映像でした」

趙金雲は映像を消す

剛「間違えてんじゃねーよ！」

趙「ほーっほっほっほ！実はですね、オーストラリア代表の映像は手に入れられなかったんですよ」

全員「えぇ！？」

風「それじゃあミーティングは？」

趙「無理ですねぇ・・・ということで、本日は解散でーす！」

趙金雲はミーティングルームを出る

灰「チッ、相変わらず適当な野郎だぜ」

貴方『どうすんだ？』

円「情報がないなら仕方ないな､各自、課題を克服する特訓だ！」

全員「はい！」

全員ミーティングルームを出る

充「円堂さん！練習に付き合ってもらえませんか？」

円「おう！ドンとこいだ！」

充「ありがとうございます！うわぁ～円堂さんに僕のプレーを見て貰えるなんてほんと夢みたいです！」

円「あはは！大袈裟だなぁ一星は」

円堂と一星は一緒に練習に向かった

刹那「A、私達はどうする？」

貴方『そうだな。少しメニューを増やして練習しようか』

刹那「了解！」

Aと刹那も練習に向かう

そんな円堂と一星のやり取りとAと刹那のやり取りを影からこっそり見ている者がいた

鬼「・・・・・・」

監督室

趙金雲「ふむ、なるほど・・・韓国との試合で豪炎寺君が目眩ましにあったと・・・」

鬼「あの豪炎寺が簡単にやられるわけありません､接触プレイのタイミングで何者かが仕組んだとしか・・・それだけじゃありません！韓国のキャプテン、ソクの退場にも不審な点がありました､この大会はどこかおかしい・・・監督は俺達に何か隠していませんか？」

皆がオーストラリア戦に向けて各自練習している中､鬼道は趙金雲の部屋を訪れていた

趙「ほーほっほっほ！代表監督の私が選手に隠し事などするはずありません､心配せずともＦＦＩはれっきとした少年サッカーの世界大会ですよ」

鬼「だったらいいのですが・・・」

趙「話というのはそれだけですか？」

鬼「・・・このチームに三人経歴が分からない選手がいます」

鬼道「一星充と雨宮Aと雨宮刹那について教えてもらえませんか！」

ブッブッー！