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幼馴染1 ページ2

ブーブーと携帯が震える。

『ちびっ子中也』


表示された名前に一瞬だけ顔が引き攣り応答するかどうか躊躇うが、携帯の着信は止むことなく早くしろとでも言ってるようだった。


応答のボタンを押して耳に当てる。ひんやりと機械の冷たさが心地よく思えたが、それも受話器越しの声のせいで台無しになる。


『おい、終わったのかよ。』


長年の付き合いのせいだろうか、声のトーンだけで怒ってると分かる。


「あー?終わったよ。うんうん大丈夫だから。…………え?もう五月蝿いなぁ大丈夫だって…………もおおお!!中也はいつもいつも過保護過ぎるよ!!!!もう切るよ!!!」


イラつきながら電話をブチっと切る。





幼い時からいつも一緒にいる人

それが幼馴染


私の幼馴染である『中原中也』はポートマフィアの幹部様。


そして私の上司です。







私は携帯をポケットに仕舞い込みため息をついた。



「Aさんも大変ですね」


隣にいた芥川はこの人可哀想だなっといった目でこちらを見る。


「あー……まぁ慣れたよ……」




ははっと乾いた笑いをこぼして、私達は血で濡れた地面の上を歩き出した。

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麗亜@眠い。(プロフ) - 失礼します。只今中原中也誕生祭実施中です。よかったらご参加お願いします (2017年4月29日 15時) (レス) id: f73bf57bf2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るいあ | 作成日時:2017年2月14日 21時

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