検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:14,369 hit

4話 続行 ページ7

しばらくこのままでもいいのではないか,と提案した黒尾さん


最初は反対してたAさんだけど...



「確かに...滅多にこんなイケメンになることはなさそうだし...よし,赤葦もう少しこのままでいよう!」



こんな感じで納得してる



『ガチで言ってるんですか...』



ちょっと怪訝な顔をするが,Aさんはキョトンとした顔で言ってきた



「...そうだけど?」



全くこの人は,すぐ人の話で方向が変わるんだから...


俺は今日何回目かのため息をつく


どうしようもないか,と思えば黒尾さんがチョイチョイ,と手で俺らを呼び「寮に戻るぞ」と言ってきた



「よーし,せっかくだし皆も呼ぶか!」



今まで見たことのないような笑顔でAさんは言う


自分の体でそんなことをされると恥ずかしい


Aさんは皆を呼ぶのか携帯をイジってる


...あれ



『ってAさんそれ俺の携帯!』



俺は取り上げようとする


が,Aさんの身長では届くはずが無く,するりと避けられる



「ちょっと待ってよ,グルで送信するから」



『勝手に送信するのやめてくださいって,何か変な誤解をされるでしょう』



俺は少しジャンプをしようやく携帯に手が届いた


だけど,Aさんの運動神経にはビックリする


軽くジャンプしようとしても結構な高さになる


これで,もう少し女の子らしければな...



「ちょっと赤葦失礼なこと考えてないか」



俺は首をふって携帯の画面に目をやる


よかった,まだ送信されてない



『俺が皆には伝えておきますから,勝手にいじらないでくださいね』



そう言うとニコッと笑いカタカタと文字を打った

5話 日常だけど何かが違う→←お知らせ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

衣舞季(プロフ) - 凄く面白いです(●´∇`●)続きが気になりますっ!楽しみにしてますね((p>ω<q)) (2015年12月28日 16時) (レス) id: ca78304b8c (このIDを非表示/違反報告)
夕雨(プロフ) - 新作待ってましたっ , 赤葦くんが出たことに喜びを感じてま(( .. この先の展開が楽しみです .. ! (2015年8月26日 5時) (レス) id: 57f44ee0d6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アズ | 作成日時:2015年8月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。