2話 こうなった理由 ページ4
『...で,何でこうなった?』
あたしはようやく冷静に,赤葦にわけを聞いた
さっきまでめちゃくちゃ赤葦の体で騒いでたけど
そしたら赤葦ブチギレしそうになるんだもん
あたしとはいえ冷静なその目は怖かった
するとあたしの姿をした赤葦がため息をつきながら言った
「...俺とAさんが倒れてたところを清水さんが見つけて先生に運んでもらったらしいです,」
『へー...なるほど...じゃねぇよ!戻る方法!つーかアンタよく入れ替わってそんな冷静でいられたなァ!』
あたしは怒鳴る
でも少しの表情も変えずにこっちを見つめてくる
...すげぇな,中身でこんな変わるもんか...
「いや俺も結構慌ててるんですけど」
『どこがだ!?』
冷静すぎてつっこむのも疲れるよ...
そして赤葦は口を開いた
「...とりあえず,ここで戻し方を考え...」
赤葦がそう言おうとした時だった
保健室のドアを思い切りガラッと開ける音がした
「よー,赤葦,A
お前ら階段から落ちたって聞いたぞ,大丈夫か?」
『...ゲッ』
そこに現れたのはトサカ人間...じゃなくて黒尾だった
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衣舞季(プロフ) - 凄く面白いです(●´∇`●)続きが気になりますっ!楽しみにしてますね((p>ω<q)) (2015年12月28日 16時) (レス) id: ca78304b8c (このIDを非表示/違反報告)
夕雨(プロフ) - 新作待ってましたっ , 赤葦くんが出たことに喜びを感じてま(( .. この先の展開が楽しみです .. ! (2015年8月26日 5時) (レス) id: 57f44ee0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アズ | 作成日時:2015年8月24日 22時