銀ちゃん、結婚してたアルか？！

第参拾弐話 万事屋銀ちゃん ページ36

貴方side

その後、神楽ちゃんや新八くんまで着いてきてしまった。
煉獄関ではもうすでに殺し合いが始まっていた。数人の浪士に対し鬼が一匹。

あれは確か…

貴方「銀時、あれって…。"茶吉尻"。"夜兎"、"辰羅"に並ぶ武を誇る傭兵部族」

そう言って隣を見るとさっきまでいた銀髪はいなくなっており、すでに殺し合いの舞台に上がっていた。

鬼のお面を被り何かを茶吉尻と話した後、すぐに戦いが始まった。

なんだかんだあっさり銀時はそれを倒してしまった。
すると天人たちが殺し合いの舞台に上がってきた。

私は後ろからそっと忍び寄り天人たちに斬りかかった。

一通り自分の周りにいた天人を斬り終わると新八くんたちが鬼の面を取りながら

新八「ひとーつ、人の世の生き血をすすり」

神楽「ふたーつ!!不埒な悪行三昧」

言い終わると銀時を指差しながら

新八＆神楽「みぃーっつ!!」

と言った。

銀時は頭をかきながら

銀時「…ったく……。えー、みーっつ、み…みみ、みだらな人妻を…」

それを聞いて新八くんが銀時を蹴った。
私は銀時に駆け寄り

貴方「みだらな人妻をどうしたのよー!!浮気したの?!」

と胸ぐらを掴んで言った。
そんな私たちを眺めながら

神楽「銀ちゃん、みーっつはミルキーはパパの味アルヨ」

と言った。

それを聞いた天人の一人が

天人A「ママの味だァァ!!違う違う！みーっつ、醜い浮世の鬼を!!」

と叫んだ。

すると銀時たちはバッチリポーズを決めて

万事屋「たっ…退治てくれよう、万事屋銀ちゃん見参!!」

と言った。

それを合図に天人たちは私たちの方に向かって来た。

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