銀ちゃん、結婚してたアルか？！

第弐拾漆話 カツ丼は犬のエサに ページ31

貴方side

土方「まぁまぁ、遠慮せずに食べなさいよ」

銀時&貴方「…何コレ？」

沖田「旦那、（人1）さんすまねェ。全部バレちゃいやした」

今は団子屋からさほど遠くないところにあるファミレスにて土方さんと沖田さんと向かい合う形で銀時の隣に座っていた。

そんな私たちの前に出されたのは

土方「カツ丼土方スペシャルだ」

おそらくカツ丼だったのだろう。でも、もう見えるのはマヨネーズのみ。
私はそれを前に固まっていたが流石は銀時、即対応して

銀時「こんなスペシャル誰も必要としてねーんだよ。オイ、姉ちゃんチョコレートパフェ1つ！」

と注文している。
ていうか、

貴方「銀時、甘いもの食べるとまた血糖値上がるよ！」

銀時「あ？んな、細けーこと気にするな」

土方「万事屋は一生糖分とってろ。どーだ、総悟ウメーだろ？」

土方さんにそう言われ沖田さんはマヨネーズたっぷりのカツ丼を一口食べた。

沖田「スゲーや、土方さん。カツ丼を犬のエサに昇華できるとは」

た、食べなくてよかった……。

土方「…何だコレ？おごってやったのにこの敗北感……。まぁいい、本筋の話をしよう」

そう言って土方さんはタバコの煙を吐き出した後真剣な顔をして話出した。

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