【ハイキュー!!】急募:私の平凡生活【青葉城西】

平凡生活ー5％ ページ8

及「え！？ナギちゃん知り合い！！？」


『私の後輩！中学までは兵庫に居たからね』


矢「初耳ですけど！！？」


『初めて言ったからね！！』


別に聞かれなかったし


ツムもサムも静かだなーと思って振り返ると、二人は青城部員をじっと見つめていた


『…？』


侑「…コイツらが、Aさん苦しめとったんか」


治「…Aさんのこと、何も知らんくせに」


その言葉に、皆がﾋﾟｸﾘと反応した


二人の目は、完全に敵を見る目だった


及「何でお前らが、そんなこと知って…」


治「Aさんから相談されとった…"裏切られた"って」


実は皆に裏切られたあの日から、ある三人に愚痴を聞いてもらっていた


時には、泣き言も


その内の二人が、ツムとサム


侑「Aさんがどんだけ苦しんどったか、俺達は知っとる」


みんなが気まずそうに双子と私から、目を逸らす


京君は何のことか分かってなかったみたいだけど


侑「お前らが…お前らのせいでAさんは…！！」


『…まぁまぁ、二人共』


私はツムとサムに近付き、頭を撫でながら言った


『ちゃんと報告したでしょ？解決したって』


侑「でも、Aさんが苦しんどったんは変わらんでしょ」


『まぁ、そうけど！！許してあげて？ね？』


治「…何でですか」


二人の目が、今度は私に向けられる


心底不思議って顔してるね


『誰にでも間違いはあるから。その間違いから学んでくれたから。それだけで十分！！』


私は大丈夫という意味を込め、安心させるように笑った


侑「……Aさんは優しすぎるわ」


『そうかな？』


二人はやれやれと言ったように笑い、皆の方を見て言った


治「Aさんが許しても、俺達は許さんからな」


侑「やっぱ、Aさんに青城は合わへん思います」


『いくらツムでも怒るよ？？皆、大事な仲間なんだ。悪く言わないで？』


侑「……すんません」


治「侑(ツム)怒られとるwww」


侑「あ？」


サムがツムを挑発し、双子の喧嘩が始まる


本人たちは不服かもだけど、微笑ましいんだよねー


岩「…そういうところだよな」


『え？』


岩チャンの声で皆の方を向くと嬉しそうな、申し訳なさそうな、でも心底嬉しいって顔をしていた


花「はー…本当に勘弁して」


松「メンタルやられた…」


『え！？何で！？』


国「あんなことしたのに、仲間だと言ってくれるんですね」


『…照れてんのか！可愛い奴らめ！！！』


その後、全員の頭を撫でまくった←

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