【ハイキュー!!】急募:私の平凡生活【青葉城西】

平凡生活ー3％ ページ5

大学生との練習試合の翌日


矢「オイ！久々に来たんなら、マトモに挨拶くらいしろよ！」


及「まあまあまあ、矢巾落ち着いて」


とおるんが奥から出てくる


矢「！及川さん」


及「久しぶり〜待ってたよ〜オカエリ狂犬(・・)ちゃん」


そう…京谷賢太郎が戻ってきたのだ


もう練習終わる時間帯だけどね←


金「え、誰すか。なんすか"狂犬"て」


矢「2年の京(・)谷賢(・)太郎。"狂犬"は及川さんが勝手につけた
中学ん時結構有名だったろ。ホラ南三中の―」


金「！ああ…！居ました、確かに！南三中はあの代だけ強かったんですよね…！」


矢「あいつ協調性とか皆無だけど、実力は俺達の学年ではズバ抜けててさ」


京君、実力は申し分ないんだけどねぇ…


矢「入部早々、練習試合に出るチャンスもあったんだけど、イキナリ当時の3年と衝突してさあ。言う事はともかく、言い方がな…」


私は当時のことを思い出した


言ってることは間違ってないんだけど、ちょーっと生意気ではあったね


矢「その後も当時の3年とは険悪だし、その所為で同じ1年からは煙たがられるってかんじで、そのうち来なくなったんだよ」


『毎日おいでって言ったのにね？』


金「そうなんすか？」


『私だけ言い続けた』←


京「何だよ、まだ3年居んのかよ。IH予選で負けてもう引退したかと思ったのに」


「「「！！？」」」


3年ズの額に怒りマークが見える…てか岩チャンに至っては拳を出してるね！！？


及「ムッフフ！！相変わらず狂犬ちゃんは面白い！」


京「変な呼び方しないでほしいんスケど」


そういえば練習試合の時も噴き出してたな、とおるん…


及「「ああっ！及川さんが居る代に同じチームでプレーできて良かった！」」


京「？」


及「―って思えるようにしてあげるね」


その時のとおるんは、試合と遜色ない笑みだった


京君はﾊﾞｯと横に跳んだ


とおるんを警戒している…だと…！！？


『とおるん、警戒されちゃってるね』


及「え、何で！！？」


『自覚無しか…』


こりゃあ、重症だ←


『お帰り、京君！久しぶりだねぇ』


京「……。」


じっくりと京君の身体を見てみる


『…しばらく見ないうちに腕が良い感じに！でも、あんまりトスは打ってないね？サーブかな？』


京「…ウス」


『バレー好きだもんね！即戦力だよ！』


頭を撫でると恥ずかしそうにする京君


後輩が可愛い←


金「Aさん、狂犬飼い慣らしてますね…」


矢「あぁ…」

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