平凡生活−13% ページ17
怪我はしてないとは言ったけど、よく見れば左手の中指が晴れている
どうやら突き指をしてしまったようなので、マネ達に断りを入れ、体育館を出る
確か、部屋にあるバッグの中に自分で持ってきたテーピングがあったはず…
ジクジクと痛む指を冷やしながら部屋へ戻り、テーピングで固定する
それほど腫れてないし、練習が全部終わってから保健室に行ってこよ
テーピングを終え、部屋を出ると、小野橋さんが何処かへ走り去っていった
何処行くんだろうと気にはなったものの、練習に行かなければいけないのでそのまま体育館に戻った
「あ、居た！！」
体育館に戻り、ボトルを片付けていると、梟谷の木兎光太郎が笑顔で駆け寄ってきた
木「探したぞ〜！青城のマネージャー！」
『梟谷の木兎…だよね？』
木「おう！木兎光太郎！お前は？」
『はじめまして。私は深梛A！よろしくね』
木兎光太郎…木兎…木兎…ぼっくん…？にしよっと
『で、ぼっくんは私に何か用があったの？』
木「…？ぼっくん…？俺のあだ名？」
『そうそう！あだ名付けるのが癖？みたいな』
そう言えば、あだ名第一号はツムとサムだったっけ…2人が互いにあだ名を言い合ってるのが仲良しみたいに見えて…そこからあだ名を付けるようになったんだっけ
木「へぇ〜！深梛って面白い奴なんだな！」
『遠まわしに変って言われたような…？……で、要件は？』
木「えっ！？……ｴｰｯﾄ…」
ぼっくんは目を逸らしながら、モゴモゴと口篭る
「何してるんですか、木兎さん」
うんうんと唸っているぼっくんに声を掛けたのは、確か梟谷のセッターの…
『…あかーしくん？』
赤「赤葦です」
赤葦……赤葦君…あだ名付けづらいな……葦君でいいか
木「赤葦〜…俺、深梛に何か言うことがあったんだけど、忘れちゃった〜…」
赤「雀田さんが呼んできてほしいってヤツじゃないですか？」
木「ﾊｯ…それだ！！！」
…確か葦君って一個下だったよね？アレ？ぼっくんと逆じゃね？？←
ぼっくんの方が年下に見えるような…
『……葦君から保護者感が滲み出てる』
赤「……それ、俺ですか」
木「あだ名付けんのが癖なんだって！変なあだ名だよな！」
赤「変わったセンスですね」
『ハッキリ言われた！！！』
梟谷メンツは基本的に、私にハッキリ言うタイプが多いな
続く (更新停止中)
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氷咲＠氷珀(プロフ) - 第1弾から一気読みして、遂にここまで辿り着きました…！！今後の展開も気になるし、合宿どうなるのかな、なぎちゃんの過去はどんなだろうって気になってます！受験勉強頑張ってください！更新もお待ちしてますね。 (2020年11月5日 13時) (
レス) id: d4431cb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 蛍さん» お返事、遅くなってしまって申し訳ありません！ありがとうございます！気長に更新をお待ちください！コメント、ありがとうございました！！ (2020年2月6日 15時) (レス) id: 614627dba1 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 初コメ失礼します！一気見してきました！とても面白かったです！更新、楽しみにしてます！ (2019年10月30日 20時) (レス) id: e1d7787127 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - ナルさん» ありがとうございます！気長にお待ち下さい！コメント、ありがとうございました！！ (2019年6月15日 20時) (レス) id: 614627dba1 (このIDを非表示/違反報告)
ナル - すごく面白かったです。待っているので、受験頑張って下さい!! (2019年6月15日 17時) (レス) id: 4a1c354212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙 | 作成日時：2019年3月29日 14時
