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「はぁ〜…」
短いため息をついたと思えば、自身の制服の中をごそごそと漁りだし、「はい」っと寧々に何かを手渡した。
「メッセージカード？」
ハート型の紙となんかすっごいお洒落なペン。
なんで持ってるんだろう、なんて事は聞かない。面倒くさいから。
「それ、何に使うのさ」
「これは、ヤシロが作ったものをセンパイに贈る、名付けてプレゼント大作戦〜！！」
そう言って、少年くんは両手でピース。
そのまんますぎて驚愕を通り越して呆れたよ…
名案？あぁ、迷案だね。
「でも、前もそれで…」
「同じになるかはやってみなきゃわかんないって。どーせ大した接点もないだろうし」
不意にやってきた向い風が、寧々の長い髪を靡かせる。
「せっかくなら活かしたいじゃん。今まで頑張ったんだから」
「そうそう、少年くんの言う通り！寧々の頑張りが報われないのは嫌だしさ」
「花子さん…A…」
寧々は何かを決意した様に、俯き加減になっていた顔を上げて、ハッキリとした声で言った。
「わかった！私、頑張ってみる！」
「オー！」
「ふぁいとだぞー！」
ぱちぱちと、拍手と音が二つ。
この小さな実習園に響いた。
寧々は紙とペンをしっかり持って、近くにあった壇の上に座る。
そういや寧々って何作ってんだろ。
その疑問を口に出そうとした時。
「そういえばヤシロ何作ってるの？」
ナイスだ少年くん！
「私もそれ気になってた！何作ってんの？」
「あれ」
こちらを見向きもせずに左手で実習園の奥を指差す。
右手はペンを持っていて、サラサラと紙の上を走っていた。
「どれどれ…」
少年くんは、寧々の作っているものを見た瞬間、石の様に固まってしまった。
「…うん。予想どうりだ」
私、寧々の未来予知出来る様になったのかな？
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もちづき@タピオカ中毒(プロフ) - サクさん» あ、本当だ！！気づいてなかったですf^_^; ご指摘ありがとうございます！ (2019年2月10日 12時) (
レス) id: 2e77220214 (このIDを非表示/違反報告)
サク - 気付いてるかもしれないけど、対処方が対象方になっています！ (2019年2月10日 1時) (レス) id: 028cce13e5 (このIDを非表示/違反報告)
もちづき@タピオカ中毒(プロフ) - #雛さん» うん(笑) だってみんな好きだし！！ (2019年1月21日 23時) (レス) id: 2e77220214 (このIDを非表示/違反報告)
#雛 - もちづき@タピオカ中毒さん» 2.3人もいるんかい！(笑) (2019年1月21日 22時) (レス) id: 186928efe4 (このIDを非表示/違反報告)
もちづき@タピオカ中毒(プロフ) - #雛さん» いぇーす！そう言ってもらえて嬉しいな〜 親友？２,３人いるから『この人！』ってのは言えないな〜 (2019年1月21日 0時) (レス) id: 2e77220214 (このIDを非表示/違反報告)
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