▶閑話 ページ41
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(深夜テンションで作りました。消す可能性大の学パロ。
文系女子は理系男子を口説けるか?【srp】)
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ふにゃ、と年齢よりも随分と幼く笑う彼女に、自分の中で張り詰めていた気が緩み、押さえ込んでいた欲が溢れそうになる感覚を覚えた。
見ないように逸らしていた視線は完全に彼女に釘付けで、一回り以上も大きいTシャツを着て美味しそうにアイスを食べている姿はなんとも言えない庇護欲を煽り、同時に絶対に見せてはいけない
襟元から覗く鎖骨、時折剥き出しになりかける華奢な肩、少し力を入れただけで折れてしまいそうな手首、昼に散々噛み付いた首。
ちりん、と揺れる鈴と、細さを強調させるチョーカーが、今の俺にとっては毒でしか無かった。
小説でも、どっかの記事でも、"男という生き物は好きな人に矛盾した感情が湧き上がる"という文章をよく見かけていた。
守りたい、という気持ちと、壊したい、という気持ち。
昔の俺はその文の意味が分からなくて、普通は優しくしたくなるもんじゃないの？と不思議に思ってた。優しくしないと好きな子に嫌われてしまうから。
だけど、今は、今だけは。その文章に深く頷ける。
俺だけの、可愛くて愛おしくて大切なAを傷付けてみたい、だなんて思いたくなかった。守りたいのに、宝物みたいに触れたいのに、昼間見た泣き顔が頭から離れてくれない。無防備に笑ってるAを、衝動に任せてどうにかしてやりたいという考えが消えてくれない。
「……もう一口、いります？」
「うぅん。Aが食べて。」
一回り以上も大きいサイズの服を着て、楽しそうにしている彼女はとても可愛い。俺の視線に気付いてこてん、と首を傾げる彼女も本当に可愛い。
ここだけ切り取ればただの恋人同士に見えるんだろうけど、実情は配信者とリスナー。誘拐犯とその被害者。
悪いことをしたとは少しも思っていない。だって、Aのそばにいれるのは、ずっとずっと守れる方法は、これしかないから。
拐ったって、Aは俺の事好きでいるでしょ？
まぁ、それはそれとして。
「俺のことあんまり信用しないで。」
「…いきなりどうしたんですか？」
「流石になぁって思って。俺はAの事が心配だよ。」
「そう言われても、私は貴方しか頼るところがないのに…。」
ぷく、と頬を膨らます彼女を反射的に抱き締めたのは仕方ない事だと思う。
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イズ - ありがとうございます。楽しみにしてます！ (9月9日 16時) (
レス) id: e7957dca7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - イズさん» コメントありがとうございます。今日明日公開する予定なので少々お待ちくださいませ。 (9月9日 10時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
イズ - はじめまして。いつも楽しく拝読させて頂いています。こちらの続きを読ませていただきたいのですが、当方中国に在住のためTwitterの登録ができずフォローさせていただくことができません。今後作品を公開される予定はありますでしょうか？ (9月9日 3時) (レス) id: e7957dca7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - どーなつさん» コメントありがとうございます。パスワードですがTwitter(X)をフォローの上、ツイート(ポスト)内容を確認してからDMかましゅまろにてご連絡ください。 (9月5日 19時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
どーなつ - 推しに拐われた２の方でパスワードが分からず読めないのですが、どうしたらいいでしょうか。教えてほしいです。 (9月5日 18時) (レス) id: 185f957abc (このIDを非表示/違反報告)
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