▢恥ずかしい ページ43
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黛くんの爆弾発言に動揺していると、不破くんからも同じような爆弾発言をしてきて一瞬だけ思考回路がショートする。
"名前で呼んで？"……って、え？なんで？どうして？どこも羨ましくないからね不破くん？
黛くんのわざとらしいほどの子犬に捨てられたような瞳と、不破くんの期待でキラッキラに輝く瞳から逃げるように顔をサッと逸らす。
呼べるわけがなかろう。私はサポートキャラだよ？名前を呼ぶくらいの仲の良さになっちゃいけないの。程よく仲のいい友達でいなきゃいけない。
だから醜態を晒してしまった相手とはいえきちんと断って呼べないんだって事を言わなければ。
そう思って「ごめんね？」と目の前で手を合わせて申し訳ないと首をコテンと傾げた。
「……それ、わざと？」
「なにが？」
「あ〜、わざとやないならええよ。気にせんといて〜。それより！なんで名前で呼んでくれんの？」
「もしかして、Aは俺たちと仲良くなりたくない？」
「えっ、いや、」
そんな事ないよめちゃくちゃ仲良くなりたいよきみたちの結婚式でおめでとう言いながらガチ泣きするタイプの友達になりたいよ私は。
でも、仲良くなってしまったらユウのこれからの未来の邪魔をしてしまったら…なんて考えると本音を大っぴらにする事なんて出来なくて、曖昧に笑って答えを有耶無耶にする。
それを見た黛くんはまた口を開くけれど、その前に視界の端で赤色が揺れて、黛くんに被せるように彼は話し始める。
「まぁまぁまぁ！まゆもふわっちもそんな先輩に詰めちゃダメだって！そんな近いと言いたいことも言えんくなるだろうしさ！ね？先輩！」
「あっうん、そうだね！」
「ほら！先輩もこう言ってる事だし離れて離れて！」
２人の肩をグイグイ押して私から遠ざけようとする明那くんを見て感謝と罪悪感を覚えつつ、助け舟を出されたのかな？と考えた。
ふざけながらも控えめにブーイングをされているのに明那くんはどこか自慢げな表情をしていて、私はそれを気にもとめずに名前を呼ばないことに安堵のため息をつく。
心の奥底にしまった本当の本音は、恥ずかしいから呼びたくない、だったりする。
今も昔も、あの人以外の男の子の名前を呼ぶなんて事はしなかったからどうしたって恥ずかしい。今世で呼んだのだって、アクシアくんのとんでもない後輩パワーに負けたから呼ぶようになった訳だし……。
あーあ、はっずかしい！絶対に呼んでやんないんだもんね！
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ゆずもち@(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。やらかしてましたー！すみません！それとコメントが引っかかってしまうので消させていただきます…！すみません！ (2023年4月30日 12時) (
レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - あからみさん» コメントありがとうございます。大丈夫そうかな？と思ったので外しました！ (2023年3月13日 0時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
あからみ - うっひょうぃ！！！！！！！！！パスワード外れてまた見れるぅぁぁぁぁあ！！！！！！！！！ (2023年3月5日 19時) (レス) id: 4aa51a475e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - 結葉さん» ボードに表示しないです…！すみません(--;) (2023年2月8日 14時) (レス) @page32 id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - パスワードはボードに表示しますか？ (2023年2月8日 1時) (レス) id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
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