▢頬 ページ41
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わぁ可愛い。
普段有り余ってるかもしれない語彙たちが急激に溶けて、誰にでもすぐに思いつく感想しか浮かび上がらなかった。だって本当に可愛いんだもん。
どうしてか嬉しそうに笑っている彼に不思議に思いつつ、心の中のきみ可愛いね！？という半ギレに近い叫びを出さないように目を合わせたまま小首を傾げる。
すると彼はさらに嬉しそうにして笑みを深める。え、なんで？
「…三枝くん？」
「あ、ごめんなさい。なんか、初めて目ぇ合ったなって思ったら嬉しくなっちゃって…」
「……なにそのかわいいりゆう」
「あー！Aちゃん限界化せんといてー！真顔怖い！」
「…そういえば明那と栗空さんって知り合いだったの？」
「入学式の前に案内してくれたのが先輩だった」
「そういう事ね」
黛くんと三枝くんが会話をしているなか、不破くんが机に身を乗り出して私の額をぺちぺち叩く。しかしそれでも“後輩可愛いメーター”が限界値からなかなか下がらなくて顔が圧倒的“無”のまま。
痺れを切らしたらしい彼が手を頬へ滑らせて軽く摘んでくる。
むにぃ、とされたがかなりの手加減をしてくれたらしく、殆ど痛いとは思わなかった。
流石にそこまでされればメーターは下がるもので、通常に戻ってきたよと伝える為にアメジストと遜色ない瞳に目を合わせてペチンと不破くんの手の甲を軽く叩く。………あれ？
どうやら今度は不破くんがなにかのメーターが限界値にいるらしく、顔が圧倒的“無”になっていた。もにもにと摘まみながらも離そうとする気配を一切見せない。
「ふわっちー？先輩戻ってきてるよー？」
「もち……？いや、ちーず……、」
「…不破くん？手離してあげな？」
「……Aちゃんのほっぺたは餅チーズだった…？」
「なんかカロリー高そーだね」
「言うとこそこじゃなくない？もっと違う事ない？」
もにもに、もちもち、みょーん。
餅チーズ認定された頬を真顔で引っ張られたりされる。だんだん力が入ってきているようで少しヒリヒリしてきた。
どうやって離してもらうかな、と考えていると「先輩のほっぺた赤くなってる」という言葉でパッと離れていく。その時の顔にはあ、やべ、という文字がありありと浮かんでいて、わざとじゃなかったみたいだし苦笑しながら「痛くないから大丈夫だよ」と少しだけ嘘をつく。
「ほんまに？だいぶ力入れちゃった気ぃすんねんけど…」
「だいじょーぶ！私のほっぺは無敵だからね！」
「ぇえ〜？」
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ゆずもち@(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。やらかしてましたー！すみません！それとコメントが引っかかってしまうので消させていただきます…！すみません！ (2023年4月30日 12時) (
レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - あからみさん» コメントありがとうございます。大丈夫そうかな？と思ったので外しました！ (2023年3月13日 0時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
あからみ - うっひょうぃ！！！！！！！！！パスワード外れてまた見れるぅぁぁぁぁあ！！！！！！！！！ (2023年3月5日 19時) (レス) id: 4aa51a475e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - 結葉さん» ボードに表示しないです…！すみません(--;) (2023年2月8日 14時) (レス) @page32 id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - パスワードはボードに表示しますか？ (2023年2月8日 1時) (レス) id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
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