▢葛葉 ページ35
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どんな風に言われてたんだろう。少なくとも悪口ではなさそうだ。純粋な好意と期待が好奇心に包まれいるような視線を受ける。
私も２人の事が気になるけど、とりあえずそれは置いておこう。今はユウを隣に座らせなくちゃいけない。
お昼を食べる時間が無くなるし、時間が押すと他の人に迷惑がかかるからね。
そう思ってたっている彼女のカーディガンの袖を引こうとした。その時。
「お前AちゃんAちゃんって言い過ぎなんだよ俺をAちゃんノイローゼにする気か！？」
「だって大好きなんだもん！」
「だとしても限度がある！限度が！！」
────なんて？
多分今私は世界で一番間抜けな顔を晒してたと思う。それくらい彼が叫んだ“Aちゃんノイローゼ”という言葉に驚いた。
ノイローゼというものは本来、精神医学用語として神経衰弱を指す総称の診断名だったはず。確か現在は廃止されているんだよね。
比喩表現だと分かってるけどそんな風になってしまうくらい私の事言われたのか…。何言われたのかは知らないけどうちのユウがご迷惑をお掛けしました。
頭痛が痛いという気持ちを味わいながら長尾くんに菓子折りでも持ってくか、と頭の中で計画を練っていると、左の左から「んッふ、」という思わず吹き出してしまった、とでも言いそうな声が聞こえた。
私の隣には叶先輩が座っている。そしてその隣には今まで興味無さそうに頬杖をついていたツンツンとした白髪が目立つ彼が座っている。つまりその彼、葛葉さんが笑ってしまったということだ。
どうやらいい感じにツボにハマったらしく、「葛葉〜？」と叶先輩に肘でつつかれても手で受け止める事しかしていない。
「っはは、！顔…っ、顔が……っ、一瞬虚無って……、っ！なんだよその顔……っ！」
「こら葛葉。それは思ってても言っちゃダメでしょ？Aちゃん女の子なんだから。心にとめておかなきゃ！」
「叶先輩が１番酷いこと言ってるんですかそれは？」
「えっ……？」
「おま、無自覚かよ……、！」
葛葉さんが机に突っ伏してしまった。オーバーキルしちゃったよ叶先輩。
夕焼けみたいに真っ赤な瞳と雪のように真っ白な髪を持つ葛葉さんは攻略難易度星３で、不器用な優しさと俺様系の見た目に反して人見知りということが数々のプレイヤーの性癖を捻れさせた人だ。最早捻れたリズムで踊ってるようなものだ。
ちなみに彼は生徒会役員ではない。基礎能力が高いせいで駆り出されている。
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ゆずもち@(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。やらかしてましたー！すみません！それとコメントが引っかかってしまうので消させていただきます…！すみません！ (2023年4月30日 12時) (
レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - あからみさん» コメントありがとうございます。大丈夫そうかな？と思ったので外しました！ (2023年3月13日 0時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
あからみ - うっひょうぃ！！！！！！！！！パスワード外れてまた見れるぅぁぁぁぁあ！！！！！！！！！ (2023年3月5日 19時) (レス) id: 4aa51a475e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - 結葉さん» ボードに表示しないです…！すみません(--;) (2023年2月8日 14時) (レス) @page32 id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - パスワードはボードに表示しますか？ (2023年2月8日 1時) (レス) id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
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