▢セラフ・ダズルガーデン ページ25
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気付いた時には軽音部の部室に入っていて、私の顔の近くで雲雀くんが手をフリフリしてて、部屋の奥でユウが正座してる不破くんに怒ってるwithツボにハマってるらしいイブラヒムくんって感じなんだけどどうすればいいと思う？
何がなんだかわからないという顔をしていると、「気付きましたー？」と左から伸びやかな声が聞こえた。
「
「あ、うん………うん？どちら様？」
「せんぱーい！！」
「わぁいい笑顔だね雲雀くん。ところでこちらの高身長くんは誰？」
ピンクブロンドの髪に左右に赤色のメッシュ、インナーか地毛か分からないけどダークネイビーの目立つ髪色。赤色の瞳と180後半はあるであろう身長が特徴的。
お察しの通り攻略対象であり、追加された４人組の１人である。もちろん名前は知らない。
私の左隣に座ってきょとりとして見つめてくる。身長差もあってか必然的に上目遣いになってしまうのでなんだか恥ずかしくなってしまう。
それをバレないように雲雀くんに視線を移しながら彼の名前を問うてみる。すると「セラおです！」と清々しい笑みで返ってくるものだから思わず雲雀くんの頭を撫でてしまった。
しゃがまれてるからちょうど良くて、頭の形に沿うようにして手を動かす。……あれ、なんか固まってない？
「…雲雀くん？」
「先輩、それは雲雀に刺激強すぎます」
「だって可愛くて…」
「…可愛い？雲雀がですか？」
「後輩という存在は可愛いからね。きみも可愛いよ」
前世、後輩たちに可愛いと言いまくった結果、あの子たち自分が可愛いということ自信を持ち、自覚してしまった。だからたまに「今日は可愛くないんですか？」と不思議そうな顔をして聞いてくるようになったのだ。
いや〜、恐ろしい子に育ってしまったよ。中学でも高校でも可愛いとか意味わかんない。殺す気か？
私の可愛いという発言に複雑そうな顔をしながらも渋々納得するような素振りを見せる彼。しかし視線は私から逸らさず、ずっと顔を見つめられている。私をスポンジにさせたいのかな。
「あの、名前聞いてもいいですか？」
「ん？栗空Aだよ」
「……やっぱり、」
「？」
「俺、セラフ・ダズルガーデンって言います。去年のスポーツ大会カッコよかったです」
そう言った彼の瞳はキラキラと輝いていて、まるで会いたかった人に会えた！とでも言いそうな顔をしていた。
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ゆずもち@(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。やらかしてましたー！すみません！それとコメントが引っかかってしまうので消させていただきます…！すみません！ (2023年4月30日 12時) (
レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - あからみさん» コメントありがとうございます。大丈夫そうかな？と思ったので外しました！ (2023年3月13日 0時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
あからみ - うっひょうぃ！！！！！！！！！パスワード外れてまた見れるぅぁぁぁぁあ！！！！！！！！！ (2023年3月5日 19時) (レス) id: 4aa51a475e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - 結葉さん» ボードに表示しないです…！すみません(--;) (2023年2月8日 14時) (レス) @page32 id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - パスワードはボードに表示しますか？ (2023年2月8日 1時) (レス) id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
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