▢始まり ページ3
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ふんふん、と鼻歌を歌いながらお弁当を作る。
定番の卵焼き、食べやすいサイズのハンバーグ、箸休めとしてひじきを入れて、彩り担当のブロッコリーとミニトマトを入れる。
白米には適当にふりかけをかけて、隙間を埋めるために枝豆を数個お弁当用ピックに差して詰め込んだ。
後は蓋をして保温バッグにしまえば完成だ。父さん用に水筒の中身をお味噌汁にすればもう完璧！
次は朝ごはんの準備〜と思いながら昨日の残り物を出していると廊下がバタバタと忙しくなって、リビングのドアを勢いそのままに開けられた。
「おはよー！」
「おはようAちゃん！」
「おはよう。顔洗ってきた？」
「「きたー！」」
朝だと言うのにぴょこぴょこと跳ねながら私に挨拶してきたのは今年から小学３年生になる双子の弟。一卵性双生児な為とても似ている。
「…姉さん、おはよ」
「おはようひーくん。今日お弁当で合ってるよね？」
「うん。ありがと」
この子も私の弟。３つ下の今年から中学２年生。まだ眠そうにしながらもきちんと制服を着ている。
手伝う、と言ってくれたので冷蔵庫のものをレンジで温めてもらい、その間にお弁当で使わなかったおかずをお皿に乗っけた。
双子たちは自分でご飯茶碗に白米を盛り付けていて、出来たら「褒めてー！」なんて強請ってくる。
それに応えるべくわしゃわしゃと２つの小さな頭を撫でていれば、最後の１人がドアを開けて入ってくる。
「おはよう。また最後だった…」
「父さんおそーい！」
「おれら今日２番目だからー！」
「えー！早起き！えらーい！」
きゃー！と笑い声を上げて父さんの周りをクルクル回る双子にクスリと笑みが零れる。
母さんが死んでから大分傷心していたのに、こんなに元気になるなんて思っていなかったな。父さん、元気になって良かったな。
そう見詰めているとレンジが終わったらしいひーくんが不思議そうな表情をして話しかけてきた。
「姉さん、なんか楽しそうだね。」
「え？まぁ…始まるからね」
「学校が？」
「うん、
「姉さんそんな学校好きだっけ…？」
好きだよ。なんてったって学校は乙女ゲームの舞台だからね！
通称にじ恋と呼ばれるそのゲームは学校が舞台となっている青春ストーリー！
これといった悪役は出てこないが、その分スチルとボイスで盛り沢山のゲームなのだ！
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ゆずもち@(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。やらかしてましたー！すみません！それとコメントが引っかかってしまうので消させていただきます…！すみません！ (2023年4月30日 12時) (
レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - あからみさん» コメントありがとうございます。大丈夫そうかな？と思ったので外しました！ (2023年3月13日 0時) (レス) id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
あからみ - うっひょうぃ！！！！！！！！！パスワード外れてまた見れるぅぁぁぁぁあ！！！！！！！！！ (2023年3月5日 19時) (レス) id: 4aa51a475e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち@(プロフ) - 結葉さん» ボードに表示しないです…！すみません(--;) (2023年2月8日 14時) (レス) @page32 id: 893f10864f (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - パスワードはボードに表示しますか？ (2023年2月8日 1時) (レス) id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
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