第90話【恐ろしき独占欲】 ページ43
貴方side
貴「うふふ、来る途中でチンピラに腕へし折られたから今のグーパンそこそこ強かったはずだ。
まぁ、Aちゃんは平和主義だ。これで許してやる。」
ス「…確かに女子高生にしてはあまりにも強いパンチだ。」
自分のパンチで後方に飛んでいったステインさん。
起き上がったかとおもうと、凄い勢いで剣？をふるってきた。
基本的、自分に逃げるの選択肢はないのでそのまま腕を吹っ飛ばされる。
が、10秒ほどで腕は再生された。
貴「バーカバーカきっかねーよー。」
ス「…！？ 増強系じゃなく再生の個性なのか。
スパイダーレディが、髪を自由自在に操る個性だったな…再生はそこからか。」
貴「そーそー、ママンの髪の再生の部分と、パパンのくらったダメージの分だけ強くなる個性があわさったのよ。
パパン寄りだけど。」
ス「個性ってのは使えば使うほどその能力値があがる。
…ずいぶん使い込んだみたいだな…個性を。」
死「…おいおいおいおい…キレてんのは俺だぞヒーロー殺し。無視するな？」
と、言って弔君が私の腕を引っ張った。
よろけたところ腰を引き寄せられて、座っていた弔君の膝の上に、綺麗に座る。
私、最近よく、誰かの膝の上にいるよね。
死「AもAだ。
せっかく俺がキレてんのにお前もキレるな…。」
貴「うぃっす。」
そういって、座っている自分の首に手をまわす。
死「こいつはな…ヒーロー殺し。お前が認めた、スパイダーレディに数えきれねぇほど殺されて
んだよ…。
お前が認めるヒーローってのは、実の娘を殺すヒーローなのか？？」
ス「……！」
死「個性のせいで傷痕は残ってねーが…
唯一残ってるその、首と胸の傷痕…本当に見るだけで腹が立つ。俺がいくら傷を上乗せさせても絶対に消えない…！
俺のAに…他人のつけた傷が一生残ってる…忌々しい…！」
貴「とーむらくーん、方向、方向おかしくなってきてっぞ。」
死「…俺のモノを散々壊した女…あんなの、ヒーローだって認めたくないね俺は。」
貴「おい、待て弔君。」
すると、突っ立っていたステインさんが口を開いた。
ス「…確かにその再生スピードは異常だ…。そういうことなら納得できる。
やはり今のヒーローは皆腐っている…。
…Aだったか、軽率な発言だった…すまない。」
貴「えっ。気にしてたけど、もうぶん殴ったから気にしてねーぜ。」
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ゆめ - 笑うしかねぇw (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
みかん - こんなことなっっっっかなかないでしょうけど、''''''''''''緑谷'''''''''オチがいいです！！！！！！！ (2018年6月29日 20時) (レス) id: 4c9134da1a (このIDを非表示/違反報告)
黒珈琲(プロフ) - こちらのコメント欄にいち早く書いてくださりありがとうございます…！(*´∀`)でも、一応続々編の方のコメント欄と書いてしまったので、お次のかたは【根本的にめんどくさい】の方にお願いします！あ、きちんとこっちにかいてくださった方もカウントします！ (2017年11月8日 22時) (レス) id: 9abc634c4b (このIDを非表示/違反報告)
扇舞 - オチは相澤せんせーがいいです…!! (2017年11月8日 21時) (レス) id: de175b2900 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - いつもみてます！とても面白い作品なので自分は凄い好きです｡オチは轟くんがいいです。よろしくお願いします！(*´ｰ`*人) (2017年11月8日 18時) (レス) id: 1fa6dc2080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BLACK-LIP x他1人 | 作成日時：2017年10月15日 18時
