第70話【いつもの落ち】 ページ22
貴方side
貴「…まじで教えてくんないの。」
爆「あ？」
貴「決勝戦のアレ。」
あの後、皆でおいしく夕御飯を食べた。
電気君と鋭児郎君とは、サイゼで別れて、ついさっき、ショート君とも別れた。
つまり、今はかっちゃんと二人である。
爆「……傷痕。」
貴「…ん？」
爆「…………………見られたく、ないんだろ、人に。」
夏に近いこの季節。
それでも、空はもう赤みが消えて、夜がはじまりかけている。
生暖かい風が、優しく吹いて、髪が少しゆれる。
勝己とは、横にならんで喋ってたから、顔が見えない。
自分の顔も見られてない。
貴「……わぁお、理由が紳士的すぎたし…これ、完全に悪いの自分じゃん。」
爆「…別に、俺がお節介でそう思っただけだ。」
貴「いやー…こんな理由だと思ってなかったからAちゃんびっくりだよ…。」
爆「……。」
貴「ありがと、…全く気にしてなかった。」
爆「んだよ、やっぱり見られてもどっちでもよかったのか。」
貴「いやっ、見られないにこした事はないって。
ただ、勝己とショート君と戦えたのが、傷痕の事忘れるくらい楽しかったんだわ。」
爆「あっそーかよ…。
………………悪かったよ。」
貴「待ってやめろや、あやまんなよ、私のためにやってくれたんだろ。」
爆「……人がせっかく謝ってやったのに…。」
貴「でも、やっぱお前私のこと大好きだなー。めっちゃ嬉しいよ、まじで。」
.
爆「はぁあああああああああああああ！！！？
お前のことなんか微塵も好きじゃねぇよ！！！むしろ大っっっ嫌いだわ！！！」
貴「いやん、照れちゃって。」
爆「勘違いすんじゃねぇえええ！！！キモいんだよその思考回路！！
不死身怪力クソ女！！！」
貴「クールビューティーの美女？よくわかってんね。」
爆「死ねぇえええええ！！！」
BOOOOOOOOM！！！！
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ゆめ - 笑うしかねぇw (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
みかん - こんなことなっっっっかなかないでしょうけど、''''''''''''緑谷'''''''''オチがいいです！！！！！！！ (2018年6月29日 20時) (レス) id: 4c9134da1a (このIDを非表示/違反報告)
黒珈琲(プロフ) - こちらのコメント欄にいち早く書いてくださりありがとうございます…！(*´∀`)でも、一応続々編の方のコメント欄と書いてしまったので、お次のかたは【根本的にめんどくさい】の方にお願いします！あ、きちんとこっちにかいてくださった方もカウントします！ (2017年11月8日 22時) (レス) id: 9abc634c4b (このIDを非表示/違反報告)
扇舞 - オチは相澤せんせーがいいです…!! (2017年11月8日 21時) (レス) id: de175b2900 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - いつもみてます！とても面白い作品なので自分は凄い好きです｡オチは轟くんがいいです。よろしくお願いします！(*´ｰ`*人) (2017年11月8日 18時) (レス) id: 1fa6dc2080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BLACK-LIP x他1人 | 作成日時：2017年10月15日 18時
