もののけ者の子8 ページ8
大倉side
A [うまうま]
忠「材料めっちゃあるからはりきってもぉたｗ」
A [ありがとー♡]
おっきな爪で小さい携帯のボタン一生懸命タッチして
ニコニコしながら見せてくる
控えめに言って、めっちゃ可愛い
忠「いいえー」
A [この後どうする？]
忠「どうしよっか？」
安「ご飯食べたら帰る？」
A [え！帰るん？もう遅いし泊まって行きや]
安「でも迷惑やない？」
A [全然大丈夫やで！]
忠「でもなー･･･」
A「ｸｩﾝ･･･」
２「っ////」
な、なに今の声！めっちゃ可愛いんやけどっ！！
シッポとミミ垂らして残念そうにしとる･･･
え、可愛い。すこぶる可愛い
忠「なぁ、ヤス。可愛い子見るといじめたくなるってこういう事なんかな？」
安「たぶんちゃうと思うし、バルちゃんがすごい目で見とるからイタズラせんほうがえぇかも」
バル「ガルル(Aのこといじめたら食い散らかすぞ)」
忠「敵対心しかないのはわかった」
A [ホンマに帰るん？]
忠「い、いや･･･食器も洗わなやし、もうちょっと居ろうかな？ヤス、えぇよね？」
安「おん♪」
体揺れるぐらい尻尾振って、わかりやすすぎｗ
・
・
・
その後も、もう少し もう少しって遅くまで居て
結局泊まることにした
２つのベッドに俺達が寝て、Aちゃんはソファで寝るらしい
おやすみの挨拶をして
ベッドの中でいろいろ考えていたら、いつの間にか寝ていたらしい
夜中に、隣のベッドで寝ているヤスの叫び声で目が覚めた
安「うひゃｯ！！」
忠「ん･･･なに？」
安「く、首筋に冷たいものが･･･って、Aちゃん！？」
忠「え！？」
ﾊﾞｻｯ
布団を捲ると、ヤスに引っ付いて丸まってるAちゃんが居た
鼻先がヤスの首筋についたらしい
安「全然気がつかんかった･･･寒かったんかな？」
忠「ヤスずるい！」
安「知らんよ、入ってきたんAちゃんやもん！」
A「アゥ･･･」
２「ぁ、」
A「・・・ｽｰ…ｽｰ…」
２「ほっ」
忠「俺も一緒に寝たい」
安「僕も」
・・・あ！えぇこと思いついた！
ﾊﾞｻｯ
安「ちょ、何してん？」
忠「３人で寝ればえぇやん♪」
安「・・・そっかぁ！大倉頭えぇな！」←
忠「やろー！」
安「２人より３人の方が暖かいし、一石二鳥やね！」
早朝、寝苦しくて起きたら人間の姿で両サイドから抱きつかれていましたとさ
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作者名：∞山神風∞ | 作成日時：2017年1月20日 1時
