見える日6 ページ37
Aside
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!
A「・・・」
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!!
A「あーもう、煩わしいな･･･」
＿＿＿＿！！
A「ん？声？」
ｶﾞﾁｬｯ
渋「やっと開いた！」
A「え、すばる？どうしたん、階間違えた？」
渋「Aの部屋泊まってもえぇか」
A「・・・は？」
渋「いつでも来いって言うた手前あれやけど、俺の部屋のほうがやばかったらしい」
A「なるほど。とりあえずあがって」
A「なにがあったん？」
渋「全部」
A「全部？」
渋「おん、全部。ラップ音と人の声に廊下を誰か走り回っとるし･･･もう寝れへんくて」
A「それは大変やな」
渋「Aの方はなんともないん？」
A「あいつ等からしたらここは国会議事堂よりセキュリティ高いからな」
渋「さすがやな」
A「やからここでゆっくり寝てえぇよ」
渋「助かるわ」
A「･･･すっくんって割と義理堅かったり？」
渋「なんで？」
A「ふざけてる時には変なこと言うたりするのに、真面目な場面やと言わへんなって」
渋「言ってほしかったんｗ？一緒に寝るか、とか」
A「別にそういうわけちゃうけどｗ無理に言わんでもえぇよ」
渋「なんか普段が無理しとるみたいになるからやめよか」
〜翌朝〜
渋「あ、おはよ」
A「おはよう」
渋「どこ行ってたん？」
A「朝風呂。どう？よく眠れた？」
渋「おん、ありがと。Aは目どんな感じ？」
A「寝たら治ったっぽい」
渋「そっか、よかったな」
A「おん。あぁそうや、朝御飯、昨日の大広間でやって」
渋「わかった」
A「あ･･･」
渋「ん？」
A「いや、なんもない」
渋「なんやねん」
A「いずれわかるから」
・
・
・
「「すばるっ！！」」
渋「な、なんや！」
忠「Aちゃんと一緒の部屋ってどうゆうことやねん」
亮「一緒に寝たん？」
村「あかんやろ」
渋「なんでバレてん？」
丸「ってことは、ホンマなんや」
A「亮に一緒に行こうって言われて、すばる起こしに戻るって口滑らした。ごめん」
渋「いや、誤解やって！カクカクシカジカでな」
横「口実やろ」
安「でも昨日の夜渋やんの部屋から声してたよ？」
２「え･･･？」
安「ずっと笑ってたからなんか見てるのかと思ってた」
A「部屋の外のセキュリティは考えてなかったな」
渋「ずっと真下におったんか･･･」
２「怖っ・・・」
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作者名：∞山神風∞ | 作成日時：2017年1月20日 1時
