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「確かに今回も、一人目の被害者はお菓子メーカーのトップ、二人目は財閥系企業のトップ。十五年前と同じだ」

「だとすると三人目は、自動車企業のトップということか」



昴はつぶやくようにそういうとコナンに向けてニコリとほほ笑んだ



「ありがとう坊や」



________




一周して工藤邸に戻ってきたジョディたちは、莉桜がここに住んでいると聞き、ややおどろいていた



「貴方何者?」

「沖矢ってもしかして偽名?」

「なんで赤井さんのことを知ってるんですか?」

「クールキッドとはどんなつながり?」



ぐいぐいとくるジョディとキャメルに莉桜は、仮面ヤイバーのグッズを抱えて屈託のない純粋な笑顔を向ける



「私、子供だからわかんなぁ〜い!」

「へ?」



さっきまでの雰囲気はどこへやら、まるで本物の子供のような笑顔の莉桜に二人はきょとんとする



ただ莉桜は一人車から降りて、三人に向けてぺこりとお辞儀をする



「送ってくれてありがとうございました」



そういい工藤邸にそそくさと向かっていく



「あ、でもこれだけは
私は沖矢莉桜、ただ天才な、小学生だよ!」



そう、不気味な笑みを打浮かべた莉桜はその言葉だけを残し工藤邸に入っていった



















「ちょっと秀、あの沖矢莉桜って子、何者なの?」

「ああ、気づかれていたのか」

「答えなさい!」

「いや、あいつはただの、天才だよ」




いつになく遠い目を押している赤井を見て、ジョディたちにとっての沖矢莉桜という存在はますますわからないものになっていったとさ

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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時

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