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昴はハンドルを握りながら話をつづけた
「スポンサーを降りた会社はアメリカ中から非難された」
「テロに屈した人たちには、アメリカは厳しいからね」
コナンはそういうとスマホである人物のインターネット百科事典のページを開いて昴に見せた
「あと、当時のFBI長官を調べたらこの人だったんだけど、昴さんは知ってるよね?」
昴は写真に表示された顔写真を一瞥すると、すぐに前を向く
『アラン・マッケンジー、次期大統領候補ともいわれてる人だね』
身を乗り出し、コナンのスマホ画面を見たAがそう言った
「そう、、、今はWSGの会長さんで、もうすぐ日本に来る」
「気になるのか?」
昴が尋ねるとコナンはスマホをぽっけに入れた
「だって、11年前にも同じような事件が起きてるよね?」
「、、、ああ、十五年前の事件の模倣犯だ」
「調べたら、それもあのアランさんがFBI長官していたころの出来事だったよね?」
コナンがそう言って顎に手を当て考え込むとAが「でも」と口をはさんだ
『そっちは死人が出る前にFBIが逮捕して、自分が模倣犯だって認めたうえ、共犯者についても自白したよね、んでFBIはその模倣犯が今また日本に現れたと思ってるわけだ』
模倣犯と聞いてコナンは今回の被害者である二人の姿を思い浮かべた
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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時