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体面にとまっていた車が動き出し、ヘッドライトがスバル360を照らした。その刹那、銃口がスバルの後頭部から離れた
昴は素早く後部座席を振り返った。しかし誰もいない、、、
だがよく見ると後部座席の助手席側のドアが少し空いていた。昴はふっと笑みをうかべる
そしてすぐ、何者かが半開きになったドアを閉め、助手席に乗り込んできた
「寝たふりでもしてマスタングで送ってもらえばいいでしょうに、助手席でいいんですか?」
『大好きなお兄ちゃんに送ってもらいたい気分だったんですよ』
長い黒髪をまとった彩希が、助手席にはいた
その言葉にやや驚きつつも昴はエンジンをかけ、車を発進させえた
「ありがとな」
『どういたしまして、お兄ちゃん』
すこしだけ、お互いの領域に立ち込めるようになった気がするのは、どちらも一緒だろうか
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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時