検索窓
今日:30 hit、昨日:14 hit、合計:3,817 hit

204 ページ26

乗客名簿に会ったWSGの広報担当の白鳩舞子いう女、その名前を分解したら、十五年前の事件の犯人である石原誠の名前になる、偶然とは思えなかったが

柚木ちゃんがくれたUSMSのデータの中にしっかりとその名前があった




おそらくその人が犯人だろう





『まったく、世話焼かせるよねぇ』





そういいながらAは、自分が丸二日かけて完成させた弾丸を思い浮かべた





特別な弾丸、鉄製ではなく銀の弾丸
リニア軌道の超電導磁石の影響を受けない、銀の弾丸。しかも火薬を調整し、弾の速度拳銃並みの時速1000キロ程度にし、弾丸が真空トンネルに入れば、あとは阿蘇のスピードを保ったまま、一定の距離で同じ速度で走るリニアを追える。なんて仕組みにしたわけだ





「ああ、重さもちょうどよかった」

『当たり前でしょ、計算して作ったんだから、、、ヒロ君が』

「結局作ったのはスコッチなのか、、、」





ちなみにヒロ君に銃の弾作って、ってお願いしたら二つ返事でOKが来た





『で?協力者君はちゃんとやってくれるかしら?』

「やってくれるさ、なんせあのリニアには世界一の殺しの天才も載っているらしいからな」

『え?まじ?』

「ああ、莉桜に持たせていた発信器がものすごいスピードでリニアの軌道に乗っていたからな、おそらくいいるんだろう」

『まじかぁ』





スマホを開き、柚木ちゃんにコナン君から頼まれていたことに使うための資料を要求すると、今度は二分もかからずに送られてきた





『、、、ねぇ、私の周りにいる人間は何でこうも私のお願いを一瞬で聞いてくれるんだろ』

「さぁな、日頃の行いじゃないか?」

『なるほど』





そういい窓の外の景色でも眺めてようと、視線を横にずらしたその時だった

205→←203



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。