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「わかった」
コナンの声を聴いた赤井は、ライフルのスコープを覗きながら、フゥー、、、と、息を半分はいて、止めた。
軌道を横切る鳥の姿はもうなかった。スコープから見える映像がぴたりと止まり、その十字線の中心に目標物をとらえる
閉じていた右目を開いた赤井は、ふっと微笑んだ
「GO!」
素早く引き金をを引いた
その弾の向かう場所が、私には見えた。私の見るこの景色を、あなたは見れないけど、私も同じく、あなたのみる景色が見えない
「あとは好きにしろ、坊や」
銃口から煙を吐くライフルを下ろした赤井はAのほうを見て目を細めた
「うまくいったか?」
『さぁね、うまくいったんじゃない?』
「なんでもいいさ」
ライフルをしまった赤井がプラットホームに上がってくる
「それよりまだ、することがあるだろう?」
『まぁね、これで終わらないのが事件の面倒なところだから』
こいつの撃った弾は確実に犯人に直撃するだろう、が、私の才能が見た光景はそこで終わっていなかったのだ
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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時