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だが、飛び上がった真純が扉から差し込むひらりに照らされて、ヘルメットに覆われた顔が一瞬あらわになった





その瞬間、沖矢は初めて自分の相手をしていたのが真純と知ったらしく、驚き、一瞬隙が生まれた
そのすきを真純が見逃すはずもなく、真純の蹴りが昴のあごにきまった





変装のマスクが一部剥がれ、真純はにやりと笑みを浮かべた





「それって変装だよね、あんたたち一体何者なんだ?」

「世良の姉ちゃん!」





やべぇ、と声が漏れそうになった瞬間、なぜかコナン君の声がした





「コナン君!?」

「なんでここにいるの?」





見るとスケボーを片手にしたコナン君が立っている
コナンが真純のことを引き付けている間に昴とAは駆けだし、素早くマスタングに乗り込む





『あっぶねぇ、なんで変装ばれしたのよ?』

「真純とは思わなかったんだ、それと妹に手を出したら怒るやつがいるんでね」

『もう手遅れ、、、』

「ナンバーは?」

『見えなかった、一瞬で気を抜いてた。けど黒の車だよ』

「わかった」






それから少しして、宮野Aのほうのスマホに通知が来る





『あ、柚木ちゃん』





相手は柚木ちゃんで、十五年前、USMSの承認プログラムを受けた人々の本名と新しく作った名前が一覧で送られてきた
USMSのプライドのために言うけど、これはUSMSのセキュリティが弱いんじゃないよ、柚木ちゃんがおかしいだけだから





『今度買い食いに付き合わなきゃ』





感謝の文を送ってしばらく一覧表を眺める





『、、、やっぱりか』

「何かわかったか?」

『犯人の目星はついた、けど犯人についてはもういいや』






そういい自分のマスクとウィッグを取り、自分のカーブのかかった方の長さまでの金髪をかきあげた






『計算完了、後はもう全部、私の手のひらの上だよ』

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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時

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